「演技より喧嘩シーンの方が多い」EXILE集結ドラマ『HiGH&LOW』、1.9%で好視聴率も……
EXILEグループが所属する芸能事務所・LDHが日本テレビと共同制作する『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(日本テレビ系)第1話が21日放送され、初回視聴率1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことがわかった。『AKBホラーナイト アドレナリンの夜』(テレビ朝日系)と並び同時間帯トップ視聴率となった。『HiGH&LOW』はEXILE TRIBE総出演の同名映画を軸とした“世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト”で、今後も映像作品だけでなくSNSとの連動など、さまざまなコラボが展開されるというが……。
『HiGH&LOW』は、複数のギャングチームが抗争を繰り広げるという内容で、初回から「演技のシーンよりも喧嘩シーンの方が多かった」とネット上では驚きの声が出ていた。出演はEXILE TRIBEメンバーだけでなく、窪田正孝や小泉今日子、ゴールデンボンバーなど豪華陣が集結。放送中はEXILEファンから「カッコよすぎた」といった歓喜の書き込みがネット上に相次いだが、それ以外の視聴者からは「ほとんど演技がなかった(笑)」「ファン以外の視聴者がまったく想像できない」「ドラマって言うよりMVって感じ」などと声が上がった。また、なかには「EXILEファンだけど見ててツラかった……」という意見も出ている。
「もはや制作サイドとしても、EXILE一派の演技力には期待しておらず、ミュージックビデオ仕立ての内容としたのでは。ほかの芸能プロからも『ヘタな演技に合わせて芝居をしなくてはならない』と共演を渋る声も出ており、喧嘩シーンが多かったのは苦肉の策と言えますね」(テレビ局関係者)
EXILEの主演ドラマといえば、やはり第6話が「史上最低視聴率」2.8%を記録したAKIRA主演『HEAT』(フジテレビ系)が記憶に新しい。『HiGH&LOW』の放送時間は水曜深夜1時29分~と、ゴールデン・プライム帯の視聴率と単純に比較はできないものの、この数値は果たして想定の範囲内なのだろうか。
「日テレ側としてもオンデマンド放送『Hulu』への集客を重視しているフシもあるし、放送時間帯を考えてもそこまで視聴率にこだわりは持っていないのでは。今後3%台にもなればゴールデン進出もありうる快挙となりそうです」(同)
ネット上には「どうせならゴールデンでやってくれた方が視聴率ハッキリしてよかったのに」といった皮肉の声までも出ているが、もはやEXILEドラマに関しては低視聴率でさえ織り込み済みとなっているのかもしれない。