『下町ロケット』好スタートのウラで、スタッフたちが頭を抱える “難アリ”俳優とは?
俳優の阿部寛が主演を務めるTBS日曜劇場『下町ロケット』が18日に2時間スペシャルでスタートし、初回の平均視聴率が16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切った。
「一昨年、同局で放送された同じ池井戸潤氏原作の『半沢直樹』の初回19.4%には及ばなかったものの、昨年の『ルーズヴェルト・ゲーム』(同)の初回14.1%は上回りました。やはり“池井戸原作”は数字を持ってますね」(テレビ局関係者)
過去の池井戸作品と比べても、阿部をはじめ、脇役も同様に豪華俳優陣が顔をそろえている同ドラマ。中でも、「作品を選ぶといわれている立川談春さんを引っ張り出せたのは大きいですね」(ドラマスタッフ)という。
「あとは、10年ぶりのドラマ出演となる東国原英夫さんや、最近ではバラエティでの司会業がメインになっている今田耕司さんなど、珍しいキャストも話題を呼んでます。ただ唯一、大物ですが、かなり“難アリ”の方がいて……」(同)
そのスタッフが危惧している人物は、「主人公の会社と敵対する会社の社長」という物語の重要な役どころを演じる杉良太郎だという。
「実は、杉さんの息子さんの山田純大さんは『半沢直樹』に出演していたのですが、当時、杉さんがプロデューサーをはじめとするスタッフに、『うちの息子を、なんで起用したの? その意図は?』などと電話をかけてきてたんです。クレーマーというわけではないですが、普通、息子のキャスティングにそこまで干渉する人もいないですからね。なのでスタッフは、今回の現場でトラブルが起こった際、本人から『なぜ自分をキャスティングしたんだ?』などと詰問されるんじゃないかと、戦々恐々としていますよ。確かに年配の方向けには、杉さんはウケがいいかもしれませんが……撮影はまだ序盤なので、このまま何もなければいいんですけどね」(同)
幸先よく“発射”されたドラマの着地点やいかに――。