月9『5→9』、初回視聴率は12.6%! 山下智久の芝居に「棒すぎる」「今期ワースト」の声
石原さとみと山下智久が主演を務める月9ドラマ『5→9 ~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)が今月12日に初回放送を迎え、平均視聴率が12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。前回の月9ドラマ『恋仲』の初回平均視聴率が9.8%だったことを考慮すると悪くない数字と言えるが、視聴者からは「つまらなかったわ」「初回だけの数字で、あとは落ちる一方だろ」といった厳しい声が上がっているようだ。
「山下がお坊さんの役に挑戦することに興味を持った視聴者が多かったのですが、放送後は『山Pの演技が棒すぎる』『なんでこいつが月9なんだ』『暫定で今期ワースト』なんて声が上がるほど、山下の演技は不評の様子です。山下の顔さえ見られればいいと考えるファンはともかく、見切って離れる視聴者は多いと思いますよ」(芸能ライター)
山下同様、ジャニーズ事務所に所属するSMAP・中居正広が坊主の役に挑戦した、1998年の月9ドラマ『ブラザーズ』の平均視聴率は17.9%。“坊主”というテーマが悪いとわけでもなさそうだ。今後の展開次第では、視聴率もアップしていくのだろうか。
「『ブラザーズ』は、中居と木村(佳乃)の脇を原田芳雄や岸谷五朗など、確かな演技力を持った俳優で固めていたので、安定したドラマが展開され、視聴率が下がることはありませんでした。しかし、『5→9』は小野武彦や加賀まりこといった大御所がいるものの、古川雄輝や田中圭、速水もこみち、さらに男女から嫌われている紗栄子など、どこの層を狙った配役かわからない俳優が目立ちます。よほどの展開がない限り、右肩下がりは避けられないのでは。ただ、死ぬ役が多い田中が出演しているということで、早くも一部視聴者は何話で死ぬかを予想して、変な盛り上がりを見せています。とは言え、コメディドラマですし、そんな展開には、まずならないと思いますが……」(同)
原作がマンガということで、配役に対する批判が噴出するかと思われたが、そうした声はほぼ上がっていない。にもかかわらず、否定的な声が多い『5→9 ~私に恋したお坊さん~』。石原は原作者・相原実貴氏と対談し、キャラクターの長所や短所をつかむといった努力をした上で臨んでいるという。対する山下は「袈裟姿もどう見えるのか心配で」「スタッフさんに『意外とイケてる』と言ってもらえたので、ホッとしています」と、坊主姿を気にするコメントが多いようだ。外見だけでなく演技の方にも磨きをかけ、次週から右肩上がりになることを期待したい。