「ムシがよすぎる」SMAP・香取慎吾、脱“低視聴率ジャニタレ”の戦略にテレビ局員激怒!?
SMAPマネジャー・飯島三智氏が進めているという、香取慎吾救済のための“戦略”が、テレビ各局プロデューサーから批判されているという。かつては『人にやさしく』『西遊記』(ともにフジテレビ系)など、大ヒット連続ドラマの主演を次々と務めてきたが、近頃は主演するドラマが軒並み低視聴率の香取。この危機を脱却すべく、飯島氏が奮闘しているというが――。
香取の連ドラ最新主演作は、昨年4月クールの『SMOKING GUN~決定的証拠~』(同)。最高視聴率は、初回の10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最低が第7話の5.8%で、全話平均も7.4%と“大爆死”した。また13年の『幽かな彼女』(同)、12年の『MONSTERS』(TBS系)も、それぞれ平均がギリギリ2ケタという惨状で、「“SMAPの低視聴率王”になってしまった」(芸能記者)という。
「かつての香取主演作は、シリアス路線、コミカル路線とも大きな反響を呼び、数字だけで考えれば木村拓哉に次ぐ“ドラマ俳優”でした。しかし、『SMOKING GUN』での大爆死から、飯島氏は相当な焦りを感じるようになった。そこで、まずは香取=低視聴率の図式から払拭していこうと考えたようです」(テレビ局関係者)
香取復活のための作戦とは、主演ではなく「二番手、もしくはキーマン役での連ドラ出演」(同)だという。
「連ドラの低視聴率の責任は、出演者に限れば、全て主演に押し付けられるのが業界の通例です。二番手以下への悪影響は一切ないと考えていい。それどころか、高視聴率を獲得した場合は、主演だけでなく、二番手以下の功績となる場合もあります。同じSMAPでいうと、稲垣吾郎は7月クールで歴史的低視聴率を記録したEXILE・AKIRA主演の『HEAT』(フジテレビ系)に出演していましたが、低視聴率のレッテルを貼られたのはAKIRAだけ。むしろ稲垣や飯島氏は爆死の巻き添えにしてしまったと、AKIRA所属のLDHに“貸し”を作ったほどです」(同)
とはいえ、こんな“漁夫の利”作戦が、局や制作陣から好まれるはずもない。
「危険に身を晒さずに評価だけ高めたい、という意図がミエミエなだけに、テレビ各局の飯島氏担当プロデューサーたちも、『さすがにそれはムシがよすぎるだろ!』と憤っていますよ。とはいえ、SMAPのみならずKis‐My‐Ft2やSexy Zone、山下智久と多数のタレントを担当する飯島氏だけに、この言い分はすぐに通ってしまいそうですけどね」(制作会社幹部)
香取は今月17日放送のSPドラマ『一千兆円の身代金』(同)に主演するが、近い将来お披露目されるであろう連ドラ出演では、役柄以前に「出演ポジション」の方が注目されそうだ。