ジム・キャリーが自殺した元恋人の遺族をサポートするも、彼女は既婚者だった!
9月28日に、ロサンゼルスの自宅で亡くなっているのが発見されたメークアップアーティストのカトリオーナ・ホワイト。彼女は、俳優ジム・キャリーの元恋人で、遺体のそばには処方薬とジム宛の遺書が残されており、警察は自殺の可能性が高いと発表。遺書には、24日にジムと破局したことについても書かれていたという。
その後、遺体のそばにあった鎮痛剤や睡眠薬の一部は、ジムの処方薬だったことが判明。ジムは日常的に服用していたわけではなかったので、薬を紛失していたことに気づかなかったと伝えられている。警察の調査に協力したジムは、カトリオーナが10代の頃からうつ病に苦しんでいたと証言したそうで、亡くなる少し前からうつ病を悪化させ、自殺に至ったようだと複数のメディアが見解を示した。
ジムは悲しみに暮れながらも、アイルランドにいる遺族がアメリカに来る渡航費用や、ホテルでの滞在費を負担したいと申し出たとのこと。カトリオーナが亡くなったときは恋人としては別れていたが、大事な人だったことに変わりはないからと遺族をサポートしていることが伝えられ、全米の涙を誘った。
そんなカトリオーナの司法解剖が4日に終了。遺族に遺体が引き渡されることになったのだが、なんと、引き取り人はアメリカ人の夫であることが発表された。それを明かしたのはロサンゼルス郡検視局。遺体の引き取り人は「法的配偶者であるマーク・ダミアン・バートン」で、「法律により、マーク以外の者には引き渡せない」と発表したのだ。
米大手芸能サイト「ET」は、ジムは彼女が既婚者であることを知らなかったか、知っていたとしても離婚すると思っていたため、オープンに交際していたと報道。カトリオーナと夫マークは長い間別々に暮らし、今年12月には正式に離婚申請する予定だったとも伝えた。
米ジャーナリスト、トニー・オルテガの公式サイト「The Underground Bunker」によると、カトリオーナは、2009年にアイルランドからアメリカに移住後、新興宗教サイエントロジーの若者グループと出会い、交流を持つようになったとのこと。彼らに勧誘され、サイエントロジーに興味を持つようになったカトリオーナは、サイエントロジーのハリウッド・セレブリティ・センターにて講座を受け、サイエントロジーの世界に入っていったという。
12年にはジムと1度目の交際(5カ月間)が始まり、インターネットドラマ『The Online Gamer』というシリーズにゾンビ役として出演。アイルランドに住む父親が亡くなる不幸もあったが、アメリカに不法滞在していたため葬儀に参列しないという苦渋の決断を下した。そして、この年に夫であるマーク・バートンと出会っている。「The Underground Bunker」によると、カトリオーナとカメラマンのマークは、『The Online Gamer』の撮影を通して知り合い、すぐさま意気投合。記録によると、13年1月15日にラスベガスで結婚しているという。カトリオーナとジムは12年末~13年3月まで交際していたとされていて、結婚のタイミングを見る限り、マークと二股していたことになる。しかし、カトリオーナの友人の多くが、彼女がマークと結婚していたとは知らなかったことから、2人は愛し合って結婚した夫婦ではなかったようなのだ。