[ジャニーズ最新言行録]

SMAP・木村拓哉、“ヤラセ疑惑”を否定! AKB48コラボは「人間不信になります」と溜め息

2015/10/08 19:00
kimurablack.jpg
やはり、やる時はキメる男・木村拓哉よ

 9月23日放送の『30年目突入!史上初の10時間SP MUSIC STATION ウルトラFES』(テレビ朝日系)で、AKB48とのコラボレーションが話題になったSMAP・木村拓哉。ネット上ではあまりにも自然にAKB48のダンスに木村が溶け込んでいたため“ヤラセ疑惑”も浮上していたが、木村はラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM、10月2日放送)で、当日の舞台裏を語った。

 同番組ではAKB48がメドレーを歌っている最中、2曲目の「Everyday、カチューシャ」でHKT48・指原莉乃が“脱出イリュージョン”に挑戦した。3曲目の「恋するフォーチュンクッキー」で「は~い、ここにいます!」とトーク席に座るSMAPの後方に出現したが、指原はそのまま歌いながら木村の腕を引っ張り、ステージへ誘導。木村はSMAPメンバーの方を振り返りながら、困惑気味にAKB48の中に混じり、楽曲の途中から一緒にダンス。飛び入り参加にもかかわらず、真顔でサラリと踊りをこなし、「完璧なダンスを披露」などとネットニュースになっていた。

 この突然のコラボには「仕込みだと思った」「完全にヤラセだろ」「本気で戸惑ってたから台本じゃない?」などさまざまな反応が上がっていたが、2日放送のラジオでこの件について木村自ら説明。16歳男性からの「(ダンス参加は)事前に話があり、踊りを練習されていたのですか? それとも、今まで何回か踊ってきたからいきなりでも踊れたのですか?」という質問を紹介し、

「これはなんか本当に、いろいろなリアクションが各方面であったみたいなんですけど。まぁでも、そんなね。騒ぐことじゃないんじゃないかなとは思うんですけど」

と謙遜した上で、コラボを事前に知らされていたかという点に関しては「これはあのね~、久々にね。ある意味、人間不信になりますよね」と語っており、木村本人の耳には入っていなかったようだ。本番ではAKB48のパフォーマンスを「またAKB、マジックやるんだ。お、うまくいってんじゃん!」と思いながら見ていたところ、指原から「行きましょう」と、声をかけられたという。その時の心境について、

「『だから、お前何言ってんの?』っていうふうに(思って)。でも一瞬、(SMAPの)ほかのメンバーを見たんですよ。そしたら、メンバーもノーリアクションで、『これ何?』っていうね。でもやっぱ生放送ということもありますし、AKBがパフォーマンスをしてる最中ですし。なんか、あのお誘いというか振りに対して、自分がガチな状態で『お前、ふざけんなよ!』っていうふうになるのも、生放送としても全然違うじゃないですか。とりあえず、どうなるかわからないけど『行くだけ行くか』って」


と、振り返った木村。同曲の振り付けは『SMAP×SMAPスター大運動会SP』(フジテレビ系、3月30日放送)の中でSKE48・松井珠理奈に指導を受けていたため「なんとか頭に入っていた」というが、「やるんだったら、中途半端にやるのはちょっと恥ずかしいなと思って、ある意味“振り切って”やりました。もうちょっと踊れない方が良かったんですかね(笑)?」と、余裕の一言も。とはいえ、ほぼ完璧にダンスを覚えていたのは、振付師・パパイヤ鈴木の振り付けが良いのではないかと見解を述べた。

 しかし、そんな木村でも1つだけ後悔した部分があるという。

「最後のターンの向きだけ、僕、間違えてましたけどね。そこはちょっとね、やりながら『あっ』っていう悔しい思いになりました。“恥ずかしい”から“悔しい”になりました。まぁでも生放送だし、AKBの皆さんも知らない仲じゃないので。よくうちらの番組にも参加してくれている皆さんなので。う~ん、AKB以外はきっと無理だろうな~。三代目(J Soul Brothers)さんは絶対に無理ですね。(踊りに)ついていけないので、まぁ誘いをかけるときには前日に連絡をください(笑)」

 と、負けず嫌いの木村らしく悔しさをにじませつつも、他アーティストとのコラボに前向きな姿勢を見せていたのだった。木村は「R.Y.U.S.E.I.」の「ランニングマン」と呼ばれるダンスを真似るなど、かねてより三代目 J Soul Brothersを意識した言動が見られるだけに、今後の展開に期待が高まる。

最終更新:2015/10/20 13:16
『アイムホーム DVD-BOX』
ELLYがいまかいまかとタイミング調整に入りました