ウソ発見器にかけられたトリ・スペリング、『ビバヒル』共演者とのセックスや不仲を告白

　父の死を受けて大富豪になっているはずのトリだが、報道では1億円も相続できなかったとされている。トリは04年に脚本家チャーリー・シャニアンと結婚する際に、アーロンに超豪華な結婚式を挙げてもらったにもかかわらず、直後から売れない役者ディーン・マクダーモットとW不倫関係になり、離婚。同じく離婚したディーンとハワイに逃避行している最中、衝動的に挙式。大激怒したアーロンは、翌月に脳卒中を起こし倒れて亡くなった。トリの実母であるキャンディは「トリが心配をかけたから、アーロンは死んだ」と確信。トリとヒモ夫のディーンがぜい沢ざんまいするために遺産を使われたくないとして、たった80万ドル（約9，600万円）しか相続させなかった、と伝えられているのだ。

　「80万ドルしか相続させてもらえなかったというのは本当か？」と聞かれたトリは、「イエス」と回答。ウソ発見機も「真実を言っている」と判定した。「私は自立心旺盛な子だったの」「“アーロン・スペリングの娘”ではなく“トリ・スペリング”なんだって思っていたしね」と、父親の遺産をアテにしていなかったと説明。だが納得はいかないようで、「でも、混乱はしたわ。父は一生懸命に仕事をして財産を築いたってわかっていたし。理解できなかった」と愚痴っぽく語った。

　父親から自立したかったというトリは『ビバヒル』時代、「偽名でオーディションを受け、ドナ役を手に入れた」というエピソードをいたるところで口にしていたが、09年に出版した自叙伝『sTORI Telling』で「偽名でオーディションを受けたのは本当だが、受けたのはケリー役のオーディションで不合格だった。父がお情けでトリの役をくれた」と明かしている。

　その自叙伝では、ブレンダ役のシャナン・ドハーティのことを「史上最悪のビッチ」で「自分は手下のように扱われていた」ことも暴露し、話題を集めたが、今回は「親友の1人だった」と説明。女王様のように振る舞うシャナンにキャスト全員が耐えられなくなり、皆で彼女を番組から追放したときのことを振り返り、「シャナンの態度は悪くなる一方で」「ジェニー・ガース（ケリー役）と大げんかをして、男性キャストたちが止めるために駆け寄ったことがあった」「イアン（スティーブ役）が、メイクをしているシャナンに向かって“お前はCuntだ”って言い放ったこともある。“なんですって！”と激怒するシャナンに、イアンは涼しい顔で“Can’t Understand Normal Thinking”だって」という究極の裏話も紹介。「Cunt」はマ○コという意味で、屈辱的な単語である。イアンは、「普通の思考が理解できない奴」という文の単語の頭文字を取り「Cunt」だと言ったが、当時はキャストの誰もがシャナンのことを「マ○コ野郎」と思っていたことを明かした。

　最後はキャスト全員が団結してシャナンを追放したわけだが、トリは、「人の暮らしを潰す運動に参加しているような嫌な気分だった」「シャナンは悪人ではなかったわ。私の親友の1人だったのよ」と涙ながらに語った。とはいえ、「シャナンを追放したことは正しい選択だったか」という問いには、「職場を共にする共演者としてはイエスね」と、さらっと答えていた。

　シャノンの耐え難いまでのディーヴァぶりについてはブランドン役のジェイソンも昨年出版した自叙伝『A Memoir』につづっている。この『A Memoir』には、トリがジェイソンから送られた結婚式招待状をガレージセールで5ドルで売ったことに不快感を抱き、以来、距離を置いていることも告白。今回、ウソ発見機にかけられたトリは、「ジェイソンの結婚式招待状をガレージセールで売ったということは本当か？」とも聞かれ、「しないわよ。もし、したとしたら、冗談でよ」とかわした。

　質問は、整形手術についてまで及び、「鼻と胸はやったわ……もう手術は受けたくないわね。胸に入れているシリコンバッグがリコールかかっているし、期限切れだから、やらなくちゃいけないけど。今朝、3歳になる娘に起こされてね。“ママのおっぱいって水風船みたい～”って言う声で起きたの。その通りなのよ。私には新しいシリコンバッグが必要だわ」と赤裸々に実情を明かした。

　『ビバヒル』のオリジナルメンバーが集結し、新しいエピソードを制作する可能性については、「そうなったらいいなと思うわ。やるべきだと思う」と発言していたトリ。しかし、ここまで開けっ広げに話したことに、元共演者たちの心中は穏やかではないだろう。トリ自身が『ビバヒル』再開を遠ざけているようにも感じるが、『フルハウス』や『Xファイル』など人気ドラマが復活する流れで、『ビバヒル』復活の話は持ち上がるのだろうか？