『紅白』司会は、SMAPでも嵐でもない!? ジャニーズ降板説に「重みが出る」と歓迎の声
年末に行われる『NHK紅白歌合戦』の司会から、ついにジャニーズ勢が退くこととなってしまうようだ。2006年のSMAP・中居正広から昨年の嵐まで、実に9年連続で司会者を輩出したジャニーズ事務所だったが、29日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、今年の白組司会は北島三郎でほぼ確定なのだという。
ジャニーズ勢では、1997年に中居が初司会を担当。その後06年から4年連続で務め上げ、10年に嵐の5人にバトンタッチした。そこから、さらに5年間連続で白組司会を務めた嵐だが、一説には「当初から5年という契約をNHKと交わしていた」とされている。
「ジャニーズ以外にもNHKと強いパイプを持つ事務所はいくつか存在していますが、やはりジャニーズの扱いは別格。担当プロデューサーも民放と同じよう、藤島ジュリー景子副社長とSMAPマネジャー・飯島三智氏と派閥ごとに用意され、さまざまな番組でキャスティングをお願いしている状況です」(週刊誌記者)
そして「週刊女性」では、ジャニーズサイドの本心は同局の『あさイチ』でレギュラーを務めるV6・井ノ原快彦の司会を希望しているというが、嵐に比べて“格落ち”する印象を避けるためにも、今年は一度ジャニーズを司会から撤退させると伝えている。
「嵐の5年連続司会は、決して視聴者から前向きに捉えられていたわけではなく、嵐ファンからでさえ『さすがに嵐司会は飽きた』『司会よりカウントダウンコンサートに出てほしい』『ジャニーズファンだけど司会はほかの人がいい』といった声が出ています」(同)
今回の北島起用説にあたっても、ネット上では「アイドルが司会するより全然いい」「少なくともうちの両親は喜びそう」「これぞ『紅白』という感じになってよいのでは」「重みが出る」と、脱・ジャニーズを歓迎するムードが漂っている。
「北島に関しては、昨年末の『紅白』にもNHKから審査員としてオファーがあったことが一部で伝えられており、何らかの形で出演することはほぼ間違いない。また、北島が卒業した13年の『紅白』に際しては、ジャニー喜多川社長自ら『もう少し北島さんを立てていただきたかった』と、NHKに対して苦言を呈するという出来事もありました」(同)
『紅白』の司会者の発表は、例年10月中旬。ジャニー社長も尊敬するという北島の登板、さらに嵐ファンですら“降板”を願う状態だけに、NHKの下す判断に注目が集まる。