嵐のセックススキャンダルが原因!? 韓国のジャニーズファンが減少したワケ
先日、3歳年下の元TBS社員との結婚を発表したTOKIOの国分太一が、韓国のジャニーズファンの間でも話題になっている。40歳を過ぎての結婚ということで「ついに……! おめでとうございます」「付き合って7年って、結婚しても文句言えないよ」「これは本当にめでたい。お幸せに!」など、祝福の声が大半のようだ。
また、ジャニー喜多川社長がこの結婚発表を受け語った「アイドルとはいえ、適齢期になったら遠慮なく結婚すべき」という“結婚容認発言”にも注目が集まり、「今さら何を言う?」「それにしても、ジャニーズには40代未婚が多すぎるのでは?」「社長にとってアイドルの結婚適齢期っていつ? 40歳ぐらいなの?」といった皮肉交じりのコメントも多く寄せられている。中でも、メンバー全員が一般的な結婚適齢期である嵐のファンたちは「これを機に、メンバーの誰かが結婚すると言い出しそう」「次は嵐かな。嫌な予感がする」などと騒然としているようだ。
「とはいっても、実は、韓国でのジャニーズの人気はそれほどでもない。ジャニーズへの関心が最も高かったのは2000年代前半から中頃。韓国で東方神起をはじめとする第二次アイドル・ブームが起こる少し前です。今はわざわざ日本に目を向けなくても、自国で新しいアイドルグループが次々と登場しており、もはや飽和状態になっています」(芸能ライター)
ジャニーズタレントたちの相次ぐスキャンダルも、韓国での人気急落の大きな原因となっているようだ。「中でも2010年、飛び降り自殺したAV女優と嵐メンバー4人のセックススキャンダルは致命的だった」(同)ようで、当時、そのニュースが韓国で大々的に報道され、その結果、嵐やジャニーズファンの卒業宣言をする人が大幅に増えてしまったという。
「昨年、堀北真希との熱愛がウワサされた櫻井翔や、先日10歳年下の元女優との交際を報じられた大野智に対しても、『トップアイドルという立場上、恋愛すら自由にできないのはかわいそうだ』との意見もある中、『ちょっとスキャンダル多すぎ』『こんなスキャンダル、もうこりごり!』といった反応を示す韓国人ファンは多かった。タレントが軽率だったのか、それとも事務所の対処が悪かったのか、熱愛やセックス、不倫、大麻など、韓国だったら簡単には許されそうにないスキャンダルが絶えない日本の芸能界の現状が、韓国の根強いジャニーズファンをもノイローゼ気味にさせてしまったようです。毎年『今年のジャニーズスキャンダルまとめ』といったブログ記事を書く韓国人ファンもいますよ」(同)
このままだと、韓国で“日流ブーム”でも起きない限り、ジャニーズファンは減っていくばかり。韓流ブームが下火といわれて久しい今、日韓両国のアイドルファンの交流が減ってしまったようで残念だ。
(李ハナ)