芸能
サイゾーウーマン勝手に調査団
人気は一瞬だった! 業界人が名指し、ブレイクしたのに“賞味期限”が切れたタレント
2015/09/22 08:00
「確かにそれは貴重でしょうね。マツコ・デラックスが、周囲の反応を気にして、日和見主義的なコメントが多くなっているのに対し、この人はまだ一貫しています。でも、『視聴率男』とマスコミに喧伝されるほど潜在視聴率があるわけではない。そもそも、月曜『バイキング』の視聴率が良かったのも、単に振替休日が多かったからのことでしょう。冠番組『坂上忍の成長マン!!』(テレビ朝日系)が深夜12時をゆうに越えていたのに最高視聴率8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東)を記録していたのも、その前の時間帯に放送されていた『アメトーーク!』の恩恵ですしね。実際、日曜日の夕方に枠移動した後は、5%台と低迷。結局、半年で打ち切られました」
マスコミに祭り上げられてしまった坂上だが、バラエティタレントのイメージが付きすぎて、本業の俳優になかなか戻りづらいのではないだろうか。
最後にテレビ局員が挙げたのは、タレントのLiLiCoだ。
「歌手を目指したものの貧乏が極まり、マネジャーと車中生活をしていたという話や母親との確執を各局こぞって取り上げた時期もありましたが、ほかにこれといって目立った話題もなく、まさしく失速しましたね。“肉食系タレント”という呼び名を誰も使わなくなりましたし。また自分で考えた企画を持ってきて売り込むのはいいんですが、忙しいさなかにそれに付き合わなければならないので、彼女を敬遠している業界人もいます」
またLiLiCoは、最近ではプロレスデビューをするなど、自身も今後の身の振り方を案じている節が見受けられるという。
いずれにしても「旬の空気」をどう持続するか、もしくは別の武器を手に入れるのか、タレント生命を保つのは至難の業のようだ。
最終更新:2015/09/24 14:16