山崎賢人、『ヒロイン失格』『orange』ほか“少女漫画の実写映画”に出まくりのワケ
ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)でL役を務めた若手俳優・山崎賢人が、昨今人気少女漫画の実写化ばかりに起用されていると、ネット上で指摘され、話題になっている。
山崎といえば、今年4月放送のNHK連続テレビ小説『まれ』で、主人公・希の相手役を務めて注目を集め、一気に人気若手俳優に。その一方、昨年4月に剛力彩芽主演で公開された映画『L・DK』をはじめ、9月19日公開の『ヒロイン失格』、12月公開の『orange―オレンジ―』、そして来年公開予定の『オオカミ少女と黒王子』など4作品の少女漫画原作の実写映画に出演し、世間から「カッコイイとは思うけど、さすがに見飽ちゃう」「出ている人が同じだと、どれも同じ映画に見えちゃう」など批判的な声が相次いでいる。
「スターダストがやりがちなゴリ押し商法というのもありますが、主に少女漫画の実写化となると、演技力よりまず、イケメンで中高生人気が高いことが重視されるので、彼はちょうど良い人材なのでしょう。しかしここまで露骨だと、世間が疑問を持つのは当然。『少女漫画実写化俳優』というイメージがついてしまうのは、今後の山崎にとって、あまりよろしくないと思うのですが……」(芸能記者)
まだ新人ゆえに、「オファーを断れない」という事情もあるかもしれないが、それ以上に問題視されているのが、山崎の演技力だという。13日に最終回を迎えた『デスノート』でメインキャストのL役を演じたものの、視聴者から演技力のなさを指摘されてしまった。
「L役は、現実離れした役柄だったため、演じるのが難しかったようで、視聴者からは『コスプレみたい』『違和感ありまくり』という苦言も出ていました。2006年にLを演じた松山ケンイチがハマり役といわれ、今回共演した夜神月役の窪田正孝も演技派とあって、比較されてしまったのでしょうが、このドラマで山崎=大根役者というイメージが世間に広がってしまったのは痛恨ですね」(同)
スマッシュヒットを記録した『デスノート』で、はからずもミソがついてしまった山崎。『ヒロイン失格』など、これから公開される映画で、“大根役者”のイメージを払拭できるのか? まさに「今が正念場」なのかもしれない。