ブリトニーやセリーヌもお手のもの! アリアナ・グランデの歌マネが「神すぎる」と大好評
アリアナの2回目は「クリスティーナ・アギレラ」で、童謡の「The Wheels On The Bus」。「う~ん、OK~」とつぶやき、ちょっと不安そうな表情を浮かべたが、「ウアァァァ~ア、ウォウウォウウォウ~」とクリスティーナのような太い声を轟かせた。アリアナは最後に「ハッ!」という、クリスティーナがよく発するかけ声のようなシャウトまで入れる大サービス。歌の内容は、「バスの車輪がくるくる回るよ、くるくる回るよ、くるくる回るよ」というかわいらしいもの。これをクリスティーナをマネた、ど迫力の声で歌うのだから爆笑で、そのギャップと素晴らしい歌声に気圧されたジミーは「ちょっと待ってくれよ。番組をどう続けていいのか、わかんなくなっちゃったよ。信じられないほどすごかった。ワァオ!」と唖然としていた。
ジミーの2回目は「スティング」で、The Weekndの「Can’t Feel My Face」に決定。アリアナはニコニコしながら「合うんじゃない?」と言い、ジミーはコメディアン魂を見せて、これまたそつなく歌い上げた。
「このゲーム大好き!」とウキウキなアリアナの3回目は「セリーヌ・ディオン」で、ジミーと同じく「Can’t Feel My Face」。セリーヌの鼻にかかったようなハイトーンボイスと手の動きで、サビの「I Can’t feel my face when I’m with you, But I love it, But I love it(きみといると、オレの顔はマヒしちまうほど気持ちいい。最高だ、最高だ)」というフレーズを歌った。「But I love it, But I love it」のところは、フランス語を母語とするセリーヌっぽい発音で、観客に一緒に歌うように「カモン!」「シャル・ウィ・ゴー・フォー・イット!」と促したりとノリノリ。途中からスティングになりきったジミーが加わり、2人で合唱。観客席からは拍手と歓声が巻き起こり、コーナーは終了した。
これまで数多くの歌手がこのコーナーに挑戦。今年2月にはクリスティーナ・アギレラが出演し、ブリトニーをマネて彼女の「Baby One More Time」のメロディーに童謡の「This Little Piggy」の歌詞を乗せるといったパフォーマンスで好評を得た。しかし、今回のアリアナの方がはるかにクオリティが高く、歌マネのツボを押さえており、大手メディアも「アリアナの素晴らしい歌唱力とユーモア」と報じ、彼女の大きなイメージアップにつながったようだ。
大バッシングから華麗に復活しつつあるアリアナは、まだ22歳。あれだけの歌声を持っているのだから、すぐにまた大ヒットソングを飛ばすだろう。ぜひ、期待したいところだ。