パート従業員が問題を起こしたら!? 絶対にブレない保育園経営者としての私の答え
とうとう小学校の娘の2学期がスタートし、早寝早起きの日々です。眠いけど二度寝をするのがもったいないので、朝活をしています。角川家では掃除を朝に行っていて、子どもを送り出すと同時にスタートします。洗濯、掃除機、拭き掃除、庭の落ち葉を軽く取ってから、腹筋(笑)。
加圧トレーニングは週1で通っているのですが、40代はおなか周りが気になります。自分で「一生36サイズの服しか着ない」と決めているので、超ストイックな生活ですよ。自分に厳しく、人には優しくがモットーなのですが、自分にも人にも厳しくなっているのかもしれません……。
婿のことはいろいろあきらめているので(笑)、期待していない分、ストレスにはなりません。人って、他人から言われても変われないですよね。だから結婚生活を維持していくなら、認めるしかないのです。子どもにはまだ成長過程なので、「テスト頑張れ」しか言いません。もしテストが悪かったときは「次、頑張ろう」だけですね。毎日遠くまで通学して、週2で塾に行って、十分頑張っていると思います。楽しく学校に行って、それなりに勉強しているので、それだけでほめちぎりですね。
■「お金を払うから今すぐ辞めて」
私が厳しいのは、仕事に対してです。社員は試用期間を経て、晴れて社員になるので問題がある人はなれません。問題があるのはパートさんで、最初は真面目に頑張っても、途中から本人の判断で勝手なことをしたり、手を抜いてラクしたり、気づくと突っ込みどころ満載になっているのです。
年齢に関係なく、私より結構上で真面目で子どもたちと信頼関係が築ける人もいますが、若くてダメな人もいます。子育て経験もアテになりません。オーラに関係なく、仕事をサボり気味になる人、暴走する人……。そういう時は、30日分の給与を渡し、「クレームがあるので辞めてください」とストレートに言います。もちろん雇用契約書に「解雇は、勤務態度が著しく悪い場合等、30日前に言い渡すこととする」と記載しています。問題がある場合は、「お金を払うから今すぐ辞めて」という気持ちになりますよね。子どもたちに「保育園に行きたくない」と言われる前に、芽を摘むのが私の仕事。こちらに落ち度がないように、顧問社労士をつけています。
娘はもう小2ですが、保育園を経営する上で親目線は抜けません。「この子がうちの子なら」という感覚がいつもあり、熱くなってしまいます。会社を大きくするなら、現場にばかりいてはいけないと思いますが(そう言われもする)、自分の子のために作った保育園なら、最後まで面倒を見る責任があるのではないかと思います。誰かに任せて、保育園をどんどん作るのは簡単です。ありがたいことに、「出資させて」といったお話もたくさんいただきます。現状、物件が見つからなくてできてはいませんが、新しく作ったとしてもその園もしっかりやりたいですね。