ジャニーズアイドルはなぜ結婚しない? 「売り上げ激減」問われる幹部面談と“鉄の掟”
11日、TOKIO・国分太一の結婚発表が大きな話題を呼んだが、その翌日、ジャニー喜多川社長がマスコミ取材に対し「適齢期になったら結婚すべき」と語ったことが、ファンの間で注目を集めている。
国分の結婚発表から一夜明けた12日、ミュージカル『ドリームボーイズ』初日に姿を見せたジャニー社長は、国分の結婚について「感動しましたよね。良かったなと思う」とコメント。さらに「奨励するわけにいかない」と前置きしながらも、所属タレントの結婚について「遠慮なく適齢期になったら結婚すべきです。(中略)我々は応援するだけ」と、前向きな考えを語っていた。
「この発言に、ネット上は『ジャニー社長がジャニーズアイドルの結婚を認めた』と大騒ぎになりました。しかし、やはりアイドルである以上、ジャニーズ事務所のスタンスは『できればしないでほしい』であることは間違いなく、スタッフから結婚を制止されるという話も耳にします。具体的には、事務所幹部との“面談”が行われ、数字を見せながら、『ファンが激減したらどうするのか』また『売り上げをどう維持するつもりか』などと詰問されるそうで、それに対して明確な回答ができないとなると、あきらめてしまう者も多いのだとか。確かに、幹部にそこまで攻められたら、恐怖で結婚の意志は固められないかもしれませんね」(芸能プロ関係者)
そこで現在注目されているのは、次に結婚するジャニーズタレント。これまで「同一グループ内の結婚は1人だけ」とされていた俗説も崩壊したいま、“結婚ラッシュ”に期待する声も出ているが……。
「真剣交際を続け、結婚間近といわれるジャニーズタレントは何人かいます。例えばV6・森田剛は、昨年4月にAV女優・美雪ありすとの熱愛を報じられており、一時期は破局情報が流れたものの、15日発売の『フラッシュ』(光文社)に半同棲が継続していることを伝えられました。世間に公になっても関係が続いているところを見ると、少なくとも単なるお遊びでのお付き合いということはなさそう。また同じくV6の岡田准一も、“温泉不倫スキャンダル”が報じられた宮崎あおいと再燃していたと、8月に『女性セブン』(小学館)で報じられました。宮崎との交際は、不倫の過去を匂わせるだけに、はっきり言って岡田にはマイナスですが、それでも関係が切れていないとなると、やはり真剣交際ということなのでしょう」(週刊誌記者)
また、多くのファンが進展を気にしているのが、嵐・松本潤と井上真央だろう。
「双方とも交際を認めてはいませんが、井上は、松本ファンから比較的好意的に受け止められているようで、結婚も期待されているのでしょう。しかし松本は現在32歳、また井上も28歳と若く、ジャニー社長の言う『適齢期』にはまだ及ばない印象。同様に、かねてから交際が伝えられている関ジャニ∞・大倉忠義と芹那に関しても、ネガティブ報道に負けずに交際継続こそしているようですが、年齢的に近々結婚するとは考えにくいです。SMAP・木村拓哉のような“できちゃった結婚”の場合を除いては、やはり年齢が上の者から……となるのではないでしょうか」(同)
なお、「結婚はグループで1人」は俗説ではあるものの、一方でメリー喜多川副社長は「結婚は多くても1年に1人」と公式に発言しているだけに、少なくとも彼らが今年中に結婚することだけは、限りなくゼロに近いと言えそうだ。