少年隊30周年なのに「活動ナシ」……植草、「養育費」裁判終了で「3人活動」に期待の声
今年12月にCDデビュー30周年という記念の節目を迎える少年隊。今年はV6がCDデビュー20周年、先輩の近藤真彦もソロデビュー35周年というアニバーサリーイヤーでコンサートツアーなどを行っているが、少年隊は個々での活動に集中。ファンの間では「少年隊は30周年なのに活動しないのはなぜ?」「少年隊30周年はこのまま何もないのかな」と、落胆ムードが広まっている。
1985年12月12日に「仮面舞踏会」でレコードデビューした少年隊は、1986~2008年まで夏のミュージカル『PLAYZONE』をライフワークに活動。同舞台卒業後は錦織一清が舞台演出家としての活動を増やす一方、東山紀之や植草克秀も舞台・テレビなどソロ活動に専念。近藤のお祝い企画でジャニーズグループが集結した昨年末の『2014 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)にも少年隊は登場せず、また『ジャニーズカウントダウンライブ2014→2015』には東山と植草のみが出演。ここでも3人が揃うことはなかったが、東山と植草はステージ上のトークで「3人で何かやりたいね」と、話していたという。
「中でも一番多忙な日々を過ごしているのは、東山。今年は1月期の連続ドラマ『○○妻』(日本テレビ系)で主演・柴咲コウの夫を演じ、7月期は『刑事7人』(テレビ朝日系)に主演しました。6~7月はWOWWOWで主演の連ドラ『予告犯-THE PAIN-』が放送され、今秋にはSPドラマ『必殺仕事人2015』(テレビ朝日系)の放送や、来年の仕事も新春時代劇『信長燃ゆ(仮)』(テレビ東京)、1月スタートの『大岡越前3』(BS プレミアム)と、役者業が順調。1月から放送されている大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)にも桂小五郎役で出演しており、今年の出演作品の多さはジャニーズトップレベルです」(ジャニーズに詳しい記者)
錦織は『ジャニーズ・ワールド』出演や後輩の舞台演出などを手掛けている一方、植草は2月に『渡る世間は鬼ばかり 2015年2時間スペシャル』(TBS系)へ出演したほか、4~5月は単発ドラマに出演したものの、2人との仕事量は歴然。また昨年末には、元妻・千恵子さんが自身のTwitterで植草と何らかの調停中であることを匂わせていたが、この一件に動きがあったという。
「植草は94年に千恵子さんと結婚して2人の子をもうけましたが、10年末に離婚を発表。昨年4月に植草の“できちゃった再婚”をスクープした『週刊女性』(主婦と生活社)では、再婚して娘が生まれたことを理由に、2人の子の養育費の減額を家庭裁判所に申し立てたと報じられていました。そんな中、千恵子さんは9月9日にTwitterで、事態は家庭裁判所から高等裁判所に進んだものの、同日に決定が下り、『相手方の申し立てをいずれも却下するとの判決』が出たとツイート。『離婚時に調停で定めた養育費・教育費を変更する必要はない』として、植草側の主張は認められなかったことを報告していました。植草の件が少年隊の活動に支障をきたしているかどうかは不明ですが、ファンからのマイナスイメージを払拭するためにも、3人の活動を復活させてほしいものです」(同)
プライベートでは問題が片付いた植草だが、一方、グループ活動は依然として進展は見られない。嵐が10月21日発売するニューアルバム『Japonism』の「よいとこ盤」には「仮面舞踏会」のカップリング曲「日本よいとこ摩訶不思議」の嵐歌唱バージョンが収録されるが、これについて「少年隊30周年のお祝い?」「少年隊30周年に関係してるのかな? 一緒に何かしてくれるとうれしい」と、止まったままの少年隊の活動に期待を寄せる声も上がっている。
そんな中、東山のメンバー愛が伝わるエピソードをSexy Zone・中島健人が「duet」(ホーム社)2015年10月号で明かしている。東山と食事に出かけた感想について、「(東山が)メンバーのことをリスペクトしてるのにも感動したな」と語っており、活動はなくともメンバーとの絆は確かなようだ。「今年の30周年中に3人で活動するのは無理なのでは」といった悲観的な声も出ているが、12月のデビュー日を迎える頃には吉報が訪れるだろうか?