『デスノート』、11.4%で残り1話! L役・山崎賢人の次作発表も「実写化ばっかり!」
原作・大場つぐみ、漫画・小畑健による人気マンガのドラマ版で、初回16.9%のロケットスタートを切った『デスノート』(日本テレビ系)。9月6日に10話を迎え、視聴率は11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週の11.7%より微減したが、6話から5週連続2ケタをキープした。
若手演技派の窪田正孝が、名前を書いた人間を死に至らしめる「デスノート」を手にした主人公・夜神月(キラ)を演じている今作。前週の9話では、これまでキラを追い詰めてきた名探偵・L(山崎賢人)が、検事・魅上照(忍成修吾)の手によってデスノートに名前を書かれ、死亡。10話は月への疑いの気持ちを拭い切れない父・夜神総一郎(松重豊)が、Lの残したビデオを見ると、「たぶん、夜神さんが感じていることは真実です」とLからのメッセージが残されていた。月はキラ対策室の一員だった日村章子(関めぐみ)からデスノートを取り戻すも、背後から総一郎が現れ、「お前がキラだったのか」と、詰め寄られるという展開だった。
「総一郎は、『お前がそうなってしまったのは父さんの責任だ』『自首してくれ』と月を説得し、デスノートに自分の名前を書き始めます。止める月に『今、お前の心の中に葛藤が生まれているな。それが人の命を奪うということだ。それが人の命の重さだ』と諭し、『これが最後に父さんがお前にしてやれることだ』と、デスノートを燃やそうとするも、タイムリミットで死亡。原作では息子がキラだった事実を知らずに死亡するため、ドラマ版ならではのストーリーには視聴者から『原作と違って無駄死にっぽくてイヤ』『この脚本で親父が死ぬ意味あった?』『親子愛の描き方は途中まですごく良かったのに、総一郎が自分の名前書いちゃって台無しだった』など、批判的な声が上がっています」(芸能ライター)
また、ニア役・優希美青のシルバーのカツラが「コスプレにしか見えない」など、各所にツッコミが入っている本作だが、10話でも所持していたノートについて父に問い詰められた際、月が「DEATH NOTE」と書かれた表紙を見せて「これは……。これデスノートじゃないよ?」と発した“苦し紛れの言い訳”がネット上で笑いのネタに。「『これデスノートじゃないよ?』は最高に笑った」「真面目な話してるけど『デスノートじゃないよ』がおもしろすぎて全然頭に入ってこない」と話題になっていた。
一方、Lを演じた山崎は2016年公開の映画『四月は君の嘘』で広瀬すずとW主演を務めることが決定しており、続けて来年5月公開の映画『オオカミ少女と黒王子』でも二階堂ふみと共演することが明らかに。『四月は君の嘘』は『月刊少年マガジン』(講談社)に連載された作品で、『オオカミ少女と黒王子』は「別冊マーガレット」(集英社)での作品となっている。また、昨年公開の映画『L・DK』、今月19日公開の映画『ヒロイン失格』や『orange‐オレンジ‐』(12月12日公開)も原作漫画の映画化で、『デスノート』を含めて実写化作品への出演が相次いでいる。
「『デスノート』のLは『演技がヘタすぎ』『ひどい棒読み』と酷評されていた山崎ですが、新たに『オオカミ少女と黒王子』への出演が発表され、ネット上では『また山崎賢人!? ゴリ押しひどすぎ』『少女漫画の実写化が山崎ばっかりで区別つかない』と辛辣なコメントや『そろそろ休ませてあげなよ』『こんなにゴリ押しされたら世間に煙たがられるし、忙しくて本人もメンタルズタボロになると思う』と、山崎の体調・精神面を心配する声も見受けられました」(同)
さまざまな話題を振りまきながらも、次週ついに最終回となるドラマ版『デスノート』。視聴率は初回の16.9%を超えることができるだろうか?