大泉洋、記者への“出禁”宣告が予想外の展開に!? 取材陣の間で「誰が悪い?」と議論勃発
大泉洋らによる北海道出身5人組演劇集団・TEAM NACSが、26日に東京・EXシアター六本木で舞台『悪童』の東京公演初日を迎え、報道陣のインタビューに応じた。TEAM NACSの公演は地元北海道のみならず、2004年から東京に初進出。その後も全国に公演規模を広げているが、この日の会見では、一部の記者が「初の東京公演ですが」と質問したことで、本題そっちのけの漫才が始まってしまったようだ。
大泉は「君は何を調べてきたんだ! どちらの方? 次から出禁だから」と冗談交じりで“出禁”を告げ、報道陣の笑いを誘った。このやり取りが、一部ウェブサイトで「無知な記者に出禁宣言」と報じられ、NACSファンから質問者への批判の声が上がっているが、会見後には、ほかの記者の間でも、「あの質問者だけが悪かったのか?」という議論を呼んだという。
「この質問者は、実は某局のディレクター。『初の東京公演ですが』という発言は、7月に大阪公演から始まり各地を回ってきた今回の『悪童』が、この日初めて東京公演を迎えたため、言葉足らずと勘違いが相まって出てしまった質問かと思います。とはいえ、勉強不足は否めず、会見でマイクを向ける者としての姿勢からして問われてしまう。同業者からも『これは本当に出禁にされてもしょうがないかも』という厳しい意見が出ていました」(芸能ライター)
さらにこの質問者は、最初の失敗にめげず「森崎博之さんは東京に来るのは珍しいが」「NACSは、以前は不仲だったといううわさも」「不仲の原因は大泉さん?」などと続けたという。森崎は、「君は2ちゃんねるの情報だけだろ!」と声を荒げ、大泉がなだめるという“寸劇”も見せ、NACSの熱心なファンからは「記者が失礼すぎる」と批判されている。
一方マスコミ内では、わざわざこの質問者をさらし上げる記事を書いたメディアにも、疑問の声が出ているようだ。
「囲み取材はマイクを持ったテレビ局のディレクターが主導することが慣習ではありますが、どの記者でも自由に質問できる場。その記事では、『無知』『とんちんかん』と質問者をこき下ろしていますが、『それなら、あなたが質問をすればよかったのでは?』という話です。またこうした芸能会見は、毎回同じような取材陣が集まる場。競合他社であれ、協力は不可欠な場です。こういった記事を書けば、今後現場に居づらくなることも予想されるため、大多数のメディアは、このやり取りをスルーしたのだと思います。出禁宣告された質問者だけでなく、出禁宣告を報じた記者やメディアも、今後同業者から厳しい目で見られてしまうかも」(ワイドショーディレクター)
予想外の展開を見せている大泉の出禁発言。これもNACSの根強い人気ゆえかもしれないが。