『滝沢歌舞伎』シンガポール公演、“全席完売”報道なのに……「空席目立つ」「チケット購入可」!?
タッキー&翼・滝沢秀明が座長を務める舞台『滝沢歌舞伎 10th Anniversary シンガポール公演』が、8月18~23日までマリーナベイサンズ内グランドシアターで行われた。公演前には座長の滝沢自らが日本のバラエティ番組に数多く出演し、シンガポール公演をPRしていたが、現地では残念ながら空席も見られたようだ。
前身の『滝沢演舞城』を含め、10年目となる滝沢の主演舞台は、節目とあって初の海外公演が実現。4月8日~5月17日まで東京・新橋演舞場で行われた同舞台ではKis‐My‐Ft2・北山宏光とHey!Say!JUMP・薮宏太が参加したが、シンガポール公演ではスケジュールの都合で北山とA.B.C‐Z・河合郁人、ジャニーズJr.らが出演。公演のフィナーレには客席上空に雪が舞う中、滝沢がフライングするという演出もあり、日本のスポーツ紙などは「2200人で満員の客席から大歓声が上がった」など、公演の大成功を伝えていた。
「19日付のスポーツニッポンでは、客入りについて『松竹によると、全席完売しているという』と書いていましたが、公演が始まってからもチケット販売サイトで購入可能となっていました。現地に出向いたファンのレポートによれば、初日は『1階の最後列はほとんど空席』という声や、公演2日目でも『列ごとごっそり空席』『100席以上の空席』があったという書き込みも上がり、どうしても空席が目立ったとか。とはいえ、千秋楽に向けて日本人も増え、ほぼ満席の状態になっていったようです」(ジャニーズに詳しい記者)
一方で滝沢は、8月21日に現地でファンミーティングを開催。参加したファンにはピンクのポーチが配られたほか、滝沢との記念撮影タイムが設けられるという大サービスだったという。舞台を観劇したファンからは「滝沢歌舞伎最高すぎ。シンガポールまで来て良かった」「みんなの気迫と努力が伝わってくる素晴らしい公演で本当に良かった」と、喜びの声があふれていた。
現地の客入り状況は全公演満員とはいかなかったようだが、歌舞伎やジャニーズならではの派手な演出で日本のファンや海外のお客さんを魅了するという偉業を達成した『滝沢歌舞伎』。千秋楽はカーテンコールの盛大な拍手と「タッキー」コールが鳴り止まず、ファンにとっても感動的な雰囲気の中で幕を閉じたという。次回の海外公演にも期待が高まる。