Kis-My-Ft2・北山宏光、ドーム公演で誕生日も「おめでとーとか嫌!」「気まずい」と祝福拒否
いよいよ今月29日から始まる『2015 CONCERT TOUR KIS‐MY‐WORLD』。7月1日に発売された Kis‐My‐Ft2のアルバム『KIS‐MY‐WORLD』を引っ提げてのツアーで、デビューしてから4年連続の東京ドーム開催となる。さらに、今回は東京ドームでグループ初の4日連続公演を行う予定だ。
そんなドーム公演だが、初日の9月17日が、実は北山宏光の誕生日に当たる。当の本人は相当意識しているようで、「気まずい……」と、公演を前にネガティブ発言を連発している。
それは、北山・横尾渉がパーソナリティーを務めた『Kis‐My‐Ft2 キスマイRadio』(文化放送、8月12日放送)でのこと。「自分のことを大人だな・子どもだなと思った出来事はありますか?」というリスナーからの質問に対し、北山が「食の好みが変わった」と答えた流れで、お互い29歳になったという年齢の話へ。横尾がおもむろに「北山さんが、あとちょっとで三十路?」と聞くと、そこから北山のテンションが急上昇。
「ここだから言わせてもらいたいことがあるんだけど」
と前置きし、東京ドーム公演初日が誕生日であることを自ら告白。それについて、間髪入れずに「勘弁して!」と横尾が言うと、北山も祝福されることに照れがあるのか「本当に気まずいの!」と特にメンバーに気を使っている様子だった。
さらに、コンサートへ来たファンからのコールにも気まずさを覚えるようで、
「『おめでとー!』みたいなの、いいの、そういうの嫌なの!」
と声を張って誕生日祝いを断固拒否。その必死な言い分が面白かったのか、横尾は「(ドームの)テレビに『北山くんおめでとう』っていう(映像)を流します」「東京ドーム5万5,000人がハッピーバースデーを歌います」と、“北山バースデー企画”を次々と提案。しかし、「なにが欲しいですか?」という横尾の質問に対しても、「欲しいとか……もう大丈夫です」と消極的な北山だった。
昨年のラジオ番組『ナニキタ』(ニッポン放送、2014年9月20日)で、昔はA.B.C‐ZとKis‐My‐Ft2合わせて12人で誕生日を祝うことがあったが、ほとんど毎月祝うことになるのが大変で、それから自然と個人間で行うようになった、と北山は語っていた。ジャニーズの中には、メンバー同士誕生日にお揃いのサンダルや下着を贈るなど、プレゼントを交換し合う習慣のあるグループが多いが、キスマイはそういった習慣はないようだ。
とはいえ、玉森裕太の誕生日に藤ヶ谷太輔と横尾が揃って食事をしたという話や、横尾の誕生日には誰よりも早く藤ヶ谷からのメールが届くなど、メンバーの口から誕生日エピソードが語られる機会がないわけではない。プレゼントを渡すよりも、食事に行って時間を共有したりバースデーメールを送り合うといった方法で、メンバー同士お祝いをするのが“キスマイスタイル”のようだ。
北山は番組の最後まで「シレっとしといて」「普通にしてほしいよ」と主張を続けたが、9月17日の東京ドームで横尾の企画は果たして通るのか、はたまた本当になにもなく終わってしまうのか、今から期待が高まる。