『エンジェル・ハート』冴羽リョウ役に上川隆也決定で賛否両論! 「ブラザー・トムも出演予定」
10月期より放送される連続ドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系、日曜夜10時30分~)で、主人公の冴羽リョウを上川隆也が演じることが発表され、ネット上で注目を集めている。人気漫画の実写化というだけに、キャスト発表前から「リョウさんのイメージは西島秀俊」「鈴木亮平がいい」など注目が集まっていたが、ネットユーザーからは賛否両論のようだ。
『エンジェル・ハート』は1985年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)に掲載された人気マンガ『シティーハンター』をリメイクした続編。『シティーハンター』は、累計5,000万部の大ヒット作で、テレビアニメ化もされており、現在でも多くのファンを擁する。
今回の主演発表に、ネット上では「初めてアニメの実写化でいいと思ったかも」「演技派だから安心」と、比較的好意的な意見が出ているが、一方で原作ファンからは「上川さんは嫌いじゃないけど、シティーハンターファンとしては許せない」「実写にしてほしくなかった」「上川さんは、なんか違う」など、人気作品の実写化にはつきものの批判も出ている。
「今年4月から新設されたばかりの同放送枠は、放送時間が深夜に近いこともあって、ほかのドラマ作品に比べてかなりの低予算枠となっています。現在同枠で放送中の『デスノート』も、同じシーンが使い回しされていたりとアラが指摘されているだけに、今回も世界観がどれだけ再現できるか不安視されているようです」(芸能記者)
なお、一部では「主演がEXILEやジャニーズじゃなくてよかった」「ヒロインがAKB48じゃないことを祈る」という声も出ているが、「少なくともアイドルグループメンバーの出演はなさそう。キーマン役の1人をブラザー・トムが演じるそうですが、『エンジェル・ハート』のキャスティングは全体的に、出演者の人気や知名度よりも原作イメージを優先させた印象です」(同)とか。
放送中の『デスノート』は、初回16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から、第5話8.2%という大幅な右肩下がりを展開中だが、上川版『エンジェル・ハート』は高視聴率を獲得できるか、注目して待ちたい。