「ジャニーズは家族ネタNGなのに」嵐・櫻井翔、“異例”だった父の総務次官就任報道
父親は官僚トップ、息子は国民的アイドル――。政府は16日、総務省の大石利雄事務次官が退任し、後任に桜井俊総務審議官を充てる人事を固めた。俊氏はジャニーズの人気グループ・嵐の櫻井翔の父親であることから、大きな話題を集めている。
俊氏は東京大学卒業後、1977年に郵政省(現・総務省)に入り、総合通信基盤局長、情報通信国際戦略局長などを歴任。事業ごとにNTTを分割、携帯電話市場の競争を促す政策で実績を上げた。事務次官は、“キャリア”と呼ばれる上級公務員の最高ポストだが、“櫻井ファミリー”はほかにもエリート揃いだ。
「妹は日本テレビに入社してリポーターをしているそうで、翔と13歳年の離れた弟の修は、兄と同じ慶應義塾大学に進学し、慶大ラクビー部の一員として、先日行われた『オール早慶明三大学ラグビー』に出場しました。顔よし、頭脳よし、運動神経よし。まさに櫻井家は“華麗なる一族”といえるでしょう」(テレビ関係者)
俊氏の大出世のニュースは、スポーツ紙だけでなく、一般紙までもが「櫻井翔の父」と報道。このことに対して、ワイドショー関係者は「ジャニーズは、家族ネタが原則NGなので、異例の事態です」と語る。
「かつて山下智久の妹が、“美人すぎる代議士秘書”としてメディアをにぎわせた際、事務所から御用マスコミに『山Pの名前は使うな!』と連絡があったのは有名な話。にもかわらず、今回は完全スルーなんです。このニュースで、翔さんの知的なイメージが損なわれることはないと、ジャニーズが判断したからでしょう」(同)
ネット上では、「庶民とはこうも違うのか……」「スペックに差がありすぎる」「完璧な人間っているんだな」と、自分自身と櫻井一家の差を痛感する人が続出している。“華麗なる一族”の今後に要注目だ。