福士蒼汰『恋仲』、初回9.8%の大爆死! 月9史上“異例”の1ケタスタートに「予感してた」
福士蒼汰が主演を務める“月9”ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)が7月20日に始まり、初回視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1ケタを記録したことがわかった。前クールの月9ドラマ、嵐・相葉雅紀主演『ようこそ、わが家へ』の初回13.0%を下回り、近年稀に見る低スタートを切ってしまった。
昨秋、綾瀬はるか主演ドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)で人気急上昇した福士の月9初主演作『恋仲』は、純愛がテーマの王道ラブストーリー。建築事務所のアシスタントとして働く三浦葵(福士)が、初恋相手の幼なじみ・芹沢あかり(本田翼)をめぐって恋敵の蒼井翔太(野村周平)と三角関係を繰り広げる内容だ。第1話の冒頭では、「これは僕、アオイと、もう1人のアオイ、どちらかが彼女と結婚するまでの物語」というナレーションがあったことから、「最終的にどちらがヒロイン・あかりとゴールインするのか?」が、ドラマの最大の見所となっている。
「福士と本田については、かねてより演技力を不安視する声が聞こえていましたが、やはりセリフ回しが気になる視聴者が多かったようで、『ヘタすぎて内容に集中できない』という声が続出。2人だけではなく、野村に対しても『棒読み演技』といった厳しいコメントが寄せられました。内容については、ヒロインを男2人が奪い合うというベタなラブストーリーながら、『意外に面白かった』『三角関係がどうなるのかワクワク』など、好反応も上がっていましたね。その一方で、高校時代の舞台が富山県になっているにもかかわらず、メインキャストの福士や本田が標準語で話していたことについて、『富山弁が一言も出てこない』『標準語でしゃべっているのが違和感ある』という指摘も」(芸能ライター)
月9ドラマといえば、フジドラマの中でも“エリート”といえる枠で、過去にはSMAP・木村拓哉主演『ロングバケーション』『HERO』や、松嶋菜々子主演『やまとなでしこ』、福山雅治主演『ガリレオ』など数々のヒットドラマを生み出した。今年は、1月期の杏主演『デート~恋とはどんなものかしら~』が初回14.8%と好調な滑り出しを切ったが、夏ドラマでついに初回1ケタを記録した。
「2000年代になって以降の同枠では、初回20%前後で始まることが普通で、9%台のスタートは異例。一部報道によれば、初回視聴率1ケタは月9史上初めてのことだとか。『恋仲』の視聴率について、ネット上では『今後も下がり続けそう』『そんな予感はしていた』など、1ケタは“想定内”という反応も多く上がっています」(同)
第1話の終盤、大人になった葵と蒼井が再会する場面では、高校時代に姿を消したあかりと蒼井が交際しているという事実が明らかに。今後の展開によって視聴率がどう変化するのか、注目していきたい。