北川景子、『探偵の探偵』初回11.9%で「フジは期待大」も映画『HERO』が握る“明暗”
北川景子が主演する『探偵の探偵』(フジテレビ系)の初回平均視聴率が11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ギリギリ2ケタに到達した。第2話で7.5%と大きく数字を落としてしまったが、初回で2ケタ獲得の成果は評価されているようだ。
「正直、このドラマまで1ケタスタートだったらどうしようと頭を抱えていました。とりあえず、全話2ケタをキープしてくれればというのが本心でしたが、第2話で1ケタに転落してしまったので、さらに宣伝に力を入れることになりそうです」(フジテレビ関係者)
フジテレビの7月ドラマは、すでに放送しているEXILE・AKIRA主演の『HEAT』、堤真一主演の『リスクの神様』の両作品とも、視聴率1ケタスタートとなっている。
「AKIRAさん主演の『HEAT』はともかく、堤さんの『リスクの神様』はせめて2ケタに乗ってほしかった。確かに、裏が杏さん主演の『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)で厳しいのはわかってましたが、16年ぶりの連ドラ主演、V6・森田剛さんの出演など話題性は高かったので残念です。それだけに、2ケタスタートとなった北川さんにかかる期待はかなり大きく、救世主ともいえます」(ドラマスタッフ)
まだ福士蒼汰主演の「月9」が放送されていないが、局内での期待値はそれほど高くなさそうだ。
「それこそ、2ケタいけば御の字という作品です。脚本もあまり面白くないのと、ヒロインが演技のできない本田翼ですからね。福士にしてもまだ『月9』の主演は荷が重いんじゃないですかね。フジは、北川景子とSMAP・木村拓哉の映画『HERO』でこの夏を乗り切ろうと考えてるみたいです。どちらにも出ている北川さんにかかるプレッシャーは半端ないと思いますよ」(芸能事務所関係者)
EXILE、実力派俳優・堤、若手イケメン俳優・福士に期待できない視聴率を背負うかたちとなった北川。低迷するフジテレビの“HERO”となれるのか――。