「ジャニーズなのに……」A.B.C-Z・河合&五関舞台の公開ゲネプロに閑古鳥が鳴いたワケ
10日、A.B.C‐Z・河合郁人と五関晃一が主演するミュージカル『ファウスト~最後の聖戦~』のゲネプロが、報道陣向けに公開された。しかし、訪れたマスコミの数はいつものジャニーズ会見とは格段に少なく、盛り上がりに欠ける地味なものだったという。
本作は手塚治虫氏の同名マンガ3部作を舞台化したもので、2014年に河合主演で上演された作品の再演となる。
囲み会見で河合は、五関のことを「10年以上いますから、しゃべらなくてもどう出るかわかりますよ。稽古中、剣が飛んじゃったりしてハプニングがあったんですけど、フォローしてくれた」と信頼を寄せ、五関も「出演者も新しくなって僕らと同年代の子たちが多くて、僕も河合も人見知りがあまり出なかった。結構、早い段階で一丸となれてチームワークも見せたい」と、舞台裏を明かしていたという。
「この日の囲み取材は、ジャニーズ取材で代表的な芸能リポーターの駒井千佳子や山崎寛代らの姿はなく、普段の芸能取材でも見るディレクターからの質問が多かった。スポーツ紙や女性誌などの“ジャニ担”カメラマンは足を運んでいましたが、それ以外は演劇関係の記者だった……というところでしょうか。報道陣からは『ジャニーズなのに……』という声が漏れていました」(ワイドショースタッフ)
メディアの集まりもイマイチとなってしまったようだが、その理由について「普段ジャニーズの舞台関係は東宝演劇や、舞台専門のPR会社が仕切っているのですが、この日は、手塚作品ということで版権の関係があるのか、普段あまり聞くことのない会社のスタッフが仕切っていました。それが原因なのでは」(同)という。
ゲネプロのワイドショー取材は2部あるうちの1部だったそうだが、河合の女装シーンが公開されたり、五関の二刀流での迫力のある殺陣など舞台の方は盛り上がっていた様子。再演であること、また前出の理由で2人の意気込みはいまいちメディアでは伝えられなかったものの、今月26日までの本番では“舞台班”といわれるA.B.C‐Zの名演が見られそうだ。