高い料金設定でも大人気、次の保育ビジネスのチャンスは「サマースクール」にあり!?
ちまたでは、年中~小学生はYMCAのキャンプが人気ですね。日帰り、宿泊ともすぐに定員いっぱいになっているようです。娘は民間学童「キッズベースキャンプ」のサマーキャンプに参加しますが、キャンプ開催中は通常の預かりがないので、有無を言わさずキャンプに参加でした。もちろん通常より料金は高いですが、2日間は子どものことを気にせず長時間仕事をしたり、夫婦でゆっくり食事をしたり、友達と遅くまで会ったりできるので、誰も「通常の預かりをしてくれ!」と文句を言う人はいません。ほかの営業所とキャンプの開催日をずらしているので、いつもとは違う営業所に通うこともできますが、子どもの身になれば、「いつもと違う友達は嫌だな」と思うかもしれませんね。
どちらにしても、サマースクール的なものは人気があり、ビジネスとして確立しています。娘の学友の中には夏休みの間、2回もキャンプに行く子どももいます。子どもはキャンプが好きなのでしょうか? うちは初キャンプなので、よくわかりませんが……。
■愛する“よりこ”が旅立ちました
私事ですが、14年間生活を共にしていた家畜のよりこ(フレンチブルドック・メス)が、天国へ旅立ちました。婿が最初に遊びにきた日、「帰ってよ!」と言わんばかりに足におしっこをかけたこと。娘が生まれて病院から帰ってきた日、ブルブル震えていたこと。「赤ちゃん、泣いてるよ!」と呼びにきてくれたこと。思い出が多すぎて涙が止まりません。
自宅で亡くなったのですが、私は「明日まで持たないこと」が本能でわかり、寝る前に娘もお別れができました。深夜に心臓が止まり、眠りながらの最期でした。老年期になってからは、てんかんの持病を持っていたのですが、享年14歳という大往生。ピンピンコロリってやつですね。痴呆と白内障もありましたが、亡くなる日までよく食べ、毎日2回も散歩に行っていました。最期に食べたものは、娘のお弁当のために作った唐揚げで、がっついて食べていた姿が忘れられません。
娘に、生き物が死ぬということ(脱糞、死後硬直、だんだん冷たくなっていく)を教えられたし、お葬式、出棺、火葬、骨になった姿を見せたことで、すごく成長しました。お葬式では、娘もわんわん泣いて見送りました。いまはお供えのお菓子を取って食べて、違うお菓子を持ってきてお供えをするというたくましさです(笑)。子どもは復活が早いな!
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では7歳の愛娘の子育てに奮闘中。