「騙して会見に呼ぶなんて」ナオト・インティライミ、“息子誕生”黙秘に報道陣ブーイング
歌手のナオト・インティライミが9日、東京都内で行われた「日本フェアプレイ大賞2015」募集開始の記者発表会に出席した。日本体育協会主催による“フェアプレイ”の浸透を目指すキャンペーンのPRを担ったナオトだが、会見では「ファウルプレーを働いた」(スポーツ紙記者)と話題になっていたという。
ナオトといえば2日付「日刊スポーツ」で、第3子の男の子が6月上旬に誕生したと報じられたばかり。その後、本人からこの話題に関するコメントはなかったが、当初マスコミ各社に送られた取材案内リリースには、記者らが自由にナオトに質問できる「囲み会見」を設けると記載されていたため、このイベントで喜びの報告が聞けるものだと思われていたのだが……。
「会見直前になって、会見を取り仕切るPR会社から、各社へ『囲み会見はなくなった』と連絡が入りました。その代わりに、事前にチェックを受けた質問内容を、代表者1名が質問する『代表質問』を行うとの説明でした。根掘り葉掘り聞かれるのはイヤだから代表質問形式にしたのか、と思っていたのですが、いざ現場に着いてみると『代表質問も中止です』とアナウンスがされました」(同)
アーティストの場合、プライベートについては語りたがらないケースも多い。しかし、「なんでも質問を受けると、マスコミを騙して会見に呼ぼうとする手法はいかがなものか。会見場でも、記者から疑問の声が上がっていた」(同)という。
「ナオトは13年に『週刊女性』(主婦と生活社)で報じられるまで、妻子持ちであることをまったく公にしていませんでした。今回の件に関しても、頑なに触れようとせず、どうも不自然すぎるように感じます。Twitterでも、ファンからの祝福コメントを完全スルーしていますし、現場では『まるで悪いことをしたかのように逃げ回っていて、これじゃあ奥さんがかわいそう』という声が聞かれたとか。ナオトはマスコミ嫌いで知られるプロダクション『烏龍舎』系列の事務所に所属。こうした対応には、事務所の意向が反映されているのかもしれませんね」(同)
会見では「フェアプレイをすることで、それぞれの人生が幸せに近づくと思います」と語っていたナオトだが、プライベートを守ることに関しては、ファウルプレーも辞さないスタンスのようだ。