リアーナの新曲MVで拷問・マリファナ・血まみれシーンが続き、ファンも「もううんざり」
最後に、いつの間にか連れてきた女性の夫をイスに縛り上げ、「会計士、別の名を“ビッチ”」と紹介。おそらくリアーナは女性を人質に金を要求したのだろうが、彼は誘拐してからも反省することなくリアーナの金を全て引き落としていたことが明らかに。リアーナは返り血を浴びてもいいようほぼ全裸になり、ナイフを持って、恐怖におののくビッチに歩み寄る。実際の殺害シーンはないが、女性の誘拐に使っていたトランクいっぱいの金を取り戻したリアーナが、その上に血まみれでマリファナを吸いながら横たわるシーンがあることから、めった刺ししたことは明らか。ラストには、血しぶきを浴びたリアーナの顔がアップになり終了する。
こんな悲惨なMVを制作したリアーナは、個人的に「会計士」に深い恨みを持っている。元会計士が09年のツアーの興行収入のうち22%を勝手に懐に入れ、また資産価値が低い欠陥住宅だと知りながらリアーナに投資物件として購入させ、1,100万ドル(約13億4,000万円)あったリアーナの資産を、200万ドル(約2億4,000万円)まで激減させ、破産寸前に追い込んだことがあるのだ。リアーナは駆け出しだった05年にこの会計士を雇い、信頼を寄せていたのだが、裏切られたことを知り大激怒。12年に解雇し、告訴している。今回のMVは、この会計士に向けたメッセージだとみられているのだ。
本人にしてみれば自信作なのだろうが、世間の評判は厳しく、ネット上には「こういうの、もうやめてほしい。歌詞だって大して意味ないし……」「ヌードに血にマリファナに、ショッキングなことばかり狙ってて、もううんざり」「ワンパターンだよね」「世界中で禁止すべき。誘拐に拷問に殺人よ。吐き気がする」と酷評意見が飛び交っている。
リアーナはMVをリリースした日からプロモーション活動に忙しく、インスタグラムではファンが作ってくれたMVのイラストを大喜びで投稿したりと、批判する声は完全に無視している様子。しかし、YouTubeには5万を超えるバッド評価が集まっており、厳しい批判の声はまだまだ続くものとみられている。