Kis-My-Ft2・藤ヶ谷、「北山との曲はニーズに合わせた」発言でファン複雑ムード
7月1日にニューアルバム『KIS−MY−WORLD』を発売するKis−My−Ft2。今作には北山宏光×藤ヶ谷太輔、玉森裕太×宮田俊哉といった4組のユニット曲が収録されるなどファンのツボを押さえた楽曲も話題になっているが、同作に関するあるメンバーの発言がファンの間で話題になっている。
「Thank youじゃん!」「Kiss魂」などのヒットシングル曲も収録された今回のアルバム。ユニット曲はほかに二階堂高嗣×千賀健永の“ニカ千”コンビと、藤ヶ谷はグループの“2トップ”である北山との楽曲以外に、プライベートでも仲良しだという横尾渉との曲も収録されており、2つのユニットに参加している。
そんな中、北山と藤ヶ谷がパーソナリティーを務めたラジオ『Kis−My−Ft2 キスマイRadio』(文化放送、6月24日放送)では、2つのユニットを組んだ藤ヶ谷に対し、「どういう気持ちですか?」と北山が直球質問。すると藤ヶ谷は、
「率直に言いますと……。『あ~、エイベックス(所属レコード会社)が需要と供給に合わせたなぁ~』って感じですね」
とコメント。北山との楽曲、横尾との楽曲はそれぞれが違う仕上がりになっているそうだが、
「でも、北山さんとの曲は“ニーズに合わせる”っていうか。俺はちょっと、決めました。30歳に向けて男として魅力的になりたいなっていうのはもちろんあるんですけど、プラス、できるだけニーズに合わせていく大人になれたらいいな」
と、6月25日で28歳の誕生日を迎えた藤ヶ谷は、北山との楽曲の話に絡めて“ニーズ”を強調。北山にやんわりと「自分のカラー持ってないと、やっぱダメですよ」とツッコまれると、藤ヶ谷は明るいトーンで「自分のカラーを持った、ニーズに合わせる大人になりますわ」と、返していた。
しかし、これら「ニーズ」「需要に合わせた」といった藤ヶ谷の発言に、複雑な感想を抱いたファンも少なくないようだ。
「ファンから“藤北”と呼ばれている2人は、昨年発売のアルバム『Kis−My−Journey』でも『FIRE!!!』というユニット曲を収録し、コンサートでのパフォーマンス時には場内の盛り上がりが最高潮に達したほど、人気の組み合わせです。しかし、藤ヶ谷が北山とのコンビを“ニーズ”と表現したことについて、『「仕方ないけどやります」ってふうにしか聞こえない』『ほかの言い方できないの?』『エイベックスとか需要とか聞かされても冷めるわ』と一部のファンは落胆。2人の絡みが増えていくことに期待する声も上がっているものの、『藤北の安売りはやめて』と、悲痛な声も上がっています」(ジャニーズに詳しい記者)
また、今回のアルバムは初回限定盤A・B、通常盤、セブン&アイ限定盤、キスマイSHOP盤(メンバー別7種)と、多種多様な形態で展開していることも話題になっている。オフィシャルサイト「Kis−My−Ft2 SHOP」では初回A・Bと通常盤、キスマイSHOP盤が同時購入できる4形態セットを1万5,660(税込)で販売。これに初回AのCDとオリジナルチケットホルダーが付いたセブン&アイ限定盤(税込3,456円)を含めると2万円近くかかり、残る6人分の「キスマイSHOP盤」単体(税込3,564)を揃えれば、4万円もの出費がかさむことになる。
CDの売り方は「えげつない」「汚い」と不評なキスマイのアルバムだが、売り上げはどこまで伸びるのか、注目したい。