「ジャニーズ共演OKでギャラ格安」EXILE一派、ドラマ起用が好調な意外なワケ
人気グループEXILEのパフォーマー・松本利夫、MAKIDAI、USAが今年いっぱいでグループから卒業することが22日、発表された。
「3人は年内いっぱいでパフォーマーを卒業するのですが、その後もEXILEには在籍します。つまり、メンバーとしては残るが、コンサートなどに出演するのは今年限りで終わりということのよう。これも全ては社長であるHIROさんの指示で、要は“世代交代”をしたいんだとか」(音楽関係者)
実際、彼らが所属する事務所LDHは、今や人気はEXILEをしのぐといわれる三代目 J Soul Brothersをはじめ、E‐girls、劇団EXILEなど多種多様なグループがそろっている。
「その中でも、今、テレビ業界で一番人気といわれているのが、劇団EXILEに所属する町田啓太と鈴木伸之です。イケメンで芝居もしっかりできる上、スターダストや研音等の若手役者よりギャラも安く、使い勝手もいいんです。すでに毎クール、ドラマのキャスティングに名前が挙がってますよ」(ドラマ関係者)
実際、ギャラも1話15~20万程度と破格の安さだという。町田はNHKの『花子とアン』や『流星ワゴン』(TBS系)などに出演し、現在もNHK『美女と男子』に出演中だ。また鈴木もNHK大河ドラマ『花燃ゆ』に出演中と、活躍の幅を広げている。
「しかも、ジャニーズとの共演も問題ないというので、起用する局は助かってますね。決して主演を主張せず、2~3番手でも構わないというのがHIROさんの指示だそうです。その代わり、彼らには『主役を喰う芝居をしろ!』とハッパをかけてるようですが」(舞台関係者)
HIROが社長を務めるLDHは、年商160億円ともいわれる成長企業と評されているが、背景にはこうした“人事”の巧みな配置があるといえそうだ。