「すみません。うちのニノが」SMAP・木村拓哉、明石家さんまに嵐・二宮和也の代理謝罪
SMAP・木村拓哉が嵐・二宮和也の“無礼な行為”に不快感を示していたことを、明石家さんまが明かし、ネット上で話題になっている。さんまが6月13日放送の『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で話したところによれば、木村はさんまに対する二宮の言動に関して「ちょっとアレ、注意しときます」と、ダメ出ししていたという。
この日の『MBSヤングタウン土曜日』は、カントリー・ガールズのプレイングマネジャーで“ももち”こと嗣永桃子が出演し、昨年末の『さんま&SMAP 美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)に、木村の「共演NGアイドル」として嗣永が登場したことに話が及んだ。『さんま&SMAP』では、木村が嗣永の“紙芝居風”楽屋挨拶に「マジギレした」というウワサを紹介していたが、さんまは番組を振り返るうちに過去のあるエピソードを語り出した。
「アイツ、挨拶とか縦(社会)にスゴイ(厳しい)。本番でも嵐の二宮が、普通にわざと“なぁなぁ”で(話してきて)『誰にお前しゃべってんねん!』って俺がツッコんで、『すみません』っていう(流れがあって)。その“なぁなぁ”で話をしてるのすら、木村は『ちょっとアレ、注意しときます』って言うくらいの男やねんで。『別にいいやないか。ネタでやっとんのやないか、アイツ』って言っても『アレはダメっすよ』っていうようなヤツやねん。アイツ、縦はもうピシーってしとるから」
と、嗣永に説明。木村は二宮が自身と親交のあるさんまに「失礼な態度を取った」ことが気に食わなかったのか、本人の代わりにフォローを入れていたというのだ。
実はこの一件、さんまは2012年10月にも同ラジオで話している。当時放送されていた『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)でのさんまと二宮のやりとりを見た木村は、二宮がさんまに対して「えぇ!?」などと友達のような言葉遣いでリアクションし、「なにが『えぇ!?』や、失礼な」とさんまがツッコミを入れた場面が引っかかったようだ。
さんま本人は嫌な気持ちになることはなく、二宮が「(さんまは)こう言ったら喜ぶ」と研究してくれた上でわざとそういう口の利き方をしていると感じていたそうだが、木村からは「すみません。うちのニノが失礼な口のきき方を致しまして」というメールが届いたことを話していた。
一方、当の二宮はリスナーからのお便りを受け、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm、12年10月28日放送)で、さんまの話に言及。木村が嵐の番組をチェックしてくれたことについて「ありがたい」と感謝の言葉を述べた上で、
「木村さんに謝ってもらってたって、ホント申し訳ないね。それはそれで」
と、コメントしていた。大物相手でもひるまずトークを展開する姿がバラエティ番組でウケている二宮だが、縦社会を重んじる木村の目には余る言動のようだ。事務所内の管轄上、現在では共演機会の少ないSMAPと嵐。この件で木村が本当に注意したかは定かではないが、いつしか木村と二宮の“直接対決”が見られる日を心待ちにしたい。