「あの人はもうダメ」樫木裕実、完全孤立! スタジオ閉鎖トラブルで芸能人も総スルー
16日発売の「女性自身」(光文社)が、“カーヴィーダンス”の考案者として知られるトレーナー・樫木裕実の「スタジオ閉鎖騒動」を報じ、“銭ゲバ”な一面を指摘した。かつては神田うのや優木まおみ、ほしのあきに小倉優子ら、さまざまな芸能人が樫木のスタジオに通っていることで一躍“時の人”となっていたが、もはや業界関係者から「あの人はもうダメだ」とため息が漏れているという。
樫木はもともとヒロミが経営するスタジオに所属していたが、2012年に独立。一部では、「樫木が芸能人以外レッスンしない」ことなどを理由に、やむを得ずヒロミが独立を勧めたという報道もあった。その後、樫木は別の女性オーナーのバックアップで東京・中目黒にスタジオをオープンするも、こちらもわずか1年で閉鎖。当時「週刊文春」(文藝春秋)では、関係者が「明らかに樫木に非がある」という旨のコメントを寄せていた。
そんな樫木が14年に自らオーナーとなり、設立したのが渋谷の「シミュレーション・カーヴィーホーム」。しかし「女性自身」によればオープン当初トレーナーは、生徒から得た売り上げのうち何%かを樫木に上納する形をとっていたものの、スタジオ繁盛に伴い、樫木は一方的に給料システムを変更。トレーナーの売り上げは一旦樫木に渡り、その一部がギャラとして支払われる方式となったという。取り分の減ったトレーナーたちは何度も団体交渉を行ったが聞き入れられず、ついには「スタジオ閉鎖」という強引な手段で、実質的に樫木がトレーナーを“全員クビ”にしたと伝えられている。
「今回のスタジオがオープンした頃から、親しくしていた芸能人や業界関係者も『完全に銭ゲバになってしまった』と、距離を置くようになっていったようです。ヒロミは独立の際に、多額の退職金を支払ったとされていますが、その頃には“レッスン”よりも“宣伝・集客”に重きを置くようになってしまったとか」(テレビ局関係者)
しかし同誌発売と同日、樫木は「今回の報道を受けて」と題し、自身の公式サイトを更新。記事の内容について「事実無根」と真っ向から反論し、「この件につきましては、弁護士と法的手続きを進める方向で検討をしている」と、出版社と闘う姿勢を見せている。
「これまで本を出してきた出版社や、お世話になったタレントがこの件について完全スルー状態なところから、彼女がいかに孤立してしまっているのかよくわかります。思い通りにならず、トレーナーという“身内”まで切り捨ててしまうところを見ても、結局は経営者としての自覚がなかったのでしょう」(同)
公式サイトでは記者の実名を挙げ、また独立したトレーナーから送られてきたメールを紹介するなど必死の弁明を行っている樫木だが、かつての関係者たちは、この言い分をどんな気持ちで聞いているのだろうか?