クリス・ブラウンが移動バスでの悪行を禁じ、愛娘のためにディズニーDVDを延々流す
バッドボーイ&プレイボーイを地で行き、歴代のカノジョたちを散々泣かせてきた歌手のクリス・ブラウン。歌手のリアーナ、モデルのカルーシェ・トランとの三角関係は散々タブロイド紙のネタにされたが、気の強いリアーナと完全に切れた後はカルーシェの優しさにつけ込む形で交際を続け、法的トラブルを起こしてリハビリ施設・刑務所入りした際も精神的な支えになってもらっていた。
しかし、カルーシェとケンカし、冷却期間を置いていたときにセックスしたセフレの1人が妊娠。DNA鑑定でクリスの子と確定すると、養育費を支払い始め、今年3月にはメディアが「クリスに隠し子がいる!」とスクープした。カルーシェは赤ん坊の存在を知らされておらず、呆れ果ててクリスのもとを離れて行った。
これまで頻繁に破局・復縁を繰り返しているカルーシェを甘く見たクリスは、彼女そっちのけで、生まれてきた娘との絆を深めることを最優先。涙を流した感動の初対面が美談として報じられたのを皮切りに、インスタグラムに娘との写真や動画を大量に投稿するように。娘の名前は「ロイヤリティ」というかなりのキラキラネームなのだが、クリスは「我が娘にふさわしい」と気に入っているようで、「キング」と命名されたラッパー・タイガの息子と遊ばせ、動画アプリ「Vine」に「ロイヤリティとキング!」とご機嫌で投稿するなど、親バカぶりを発揮している。
娘の母親である元セフレから養育費の値上げを要求され、対立しているとの報道も流れているが、彼女はクリスが求めればロイヤリティに面会させている様子。先月1歳の誕生日を迎えたロイヤリティはとても愛らしく成長しており、クリスは娘かわいさのあまり、驚くべき行動に出た。
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、現在全米ツアー中のクリスは、時間が合えば娘をツアーに同行させており、先日も元セフレと娘が暮らすヒューストンでロイヤリティと合流した。通常、男性アーティストが大勢のスタッフや取り巻きを引き連れて大型豪華バスで移動しながら全米ツアーを行う際には、長い移動時間を退屈しないように、ストリッパーやグルーピーなどの女を招き入れてどんちゃん騒ぎを繰り広げることが多い。クリスも例に漏れず、これまではツアーバスを無法地帯にしてきたが、愛娘を迎えるために、バスをクリーンな環境に素早くチェンジしたとのこと。
ヒューストンでロイヤリティをピックアップしたクリスは、次のコンサート会場があるテキサス州のエル・パソに向かった。移動時間10時間以上もの長旅だが、愛する娘のために「汚い言葉は使わない」「禁煙」「禁酒」「グルーピー禁止」の令を出し、ラップやポルノ、ハードコア映画ではなく、『アナと雪の女王』『ミッキーマウス クラブハウス』などディズニーのDVDを流し続けたという。また、ロイヤリティが眠りに落ちたら、何時であろうと有無を言わさずバスの灯りを全て消し、ロイヤリティにとことん優しい環境を作り上げたとのことだ。