噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第270回】

Kis-My-Ft2・藤ヶ谷、“本命”彼女メールが漏洩!? 瀧本美織も完敗の情報リーク源とは

2015/06/16 21:00
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「週刊女性」6月30日号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 18年前に世間を震撼させた神戸連続児童殺傷事件の加害元少年が手記『絶歌』(太田出版)を刊行し、大きな話題になっている。「女性自身」「週刊女性」の2誌もこれを取り上げているが、その論調はもちろん大バッシング。著名人の多くも遺族感情という点に大きく依拠した形で不快感を表明しているが、犯罪抑止や研究、そして少年事件の背景と意味でも冷静な議論があってもいいものだと思うのだが――。

第270回(6/12~16発売号より)
1位「Kis-My-Ft2藤ヶ谷大輔 ひすら隠す“本命”カノジョに送っていた“懺悔”メール」(「週刊女性」6月30日号)
2位「布川敏和 離婚うつでゴミ屋敷! ここにもあった『家族という病』」(「女性セブン」6月25日号)
3位「カーヴィー樫木裕実 腹心スタッフも激怒した『全員クビ!!』銭ゲバ仕打ち」(「女性自身」6月30日号)

 
 「週刊文春」(6月11日号、文藝春秋)が報じた藤ヶ谷大輔と瀧本美織の「通い愛」報道は衝撃だった。いや記事の内容というよりグラビアに掲載された写真が、だ。「文春」からの直撃を受けた瀧本はタクシーの後部座席で身を2つに折り、顔を隠す――。芸能人って大変、と思ったら、今度はもっと大変な事態だ。

 「週女」がこの熱愛報道を受け、藤ヶ谷には瀧本とは別に現在でも付き合っている本命の彼女がいると報じたからだ。「文春」では、藤ヶ谷には高校時代の同級生だった恋人がいたが昨年末にお別れしたと記されており、藤原紀香と片岡愛之助と熊切あさ美の“三角関係”みたいな展開なのだろうか!? 「週女」によると本命の彼女は、高校時代からの長年の付き合いだというジュエリーデザイナーの滝沢結貴。2人はお互いのマンションを行き来するだけでなく、滝沢の実家で家族と一緒に食事までする関係だという。ということは、芸能界出世組男お決まりの、古彼女を捨て、有名芸能人に乗り換えるというまさに愛之助パターンか!?

 いや、そうではなかった。それは藤ヶ谷が「週刊文春」発売前日に送ったというメールの存在だ。


「明日、週刊誌に載ります。ごめんなさい。でも、瀧本さんとはあくまで友達です」

 「週女」ではこれを、報道の先手を打った懺悔メールだと解説、さらに藤ヶ谷は結婚するなら本命・滝沢と決めていて、報道に対して滝沢に平謝りして許してもらう作戦だと記している。

『咬ませ犬 (岩波現代文庫―社会)』