AKB48総選挙のせいで「都内会見が閑古鳥」も、マツコ&鈴木京香より記者を集めた芸能人は?
6日、福岡ヤフオク!ドームで「AKB48 41stシングル選抜総選挙」が開かれ、大勢のマスコミ陣が集結した。その影響から、同日都内で開かれた多くの芸能イベントを取材する報道陣の数が圧倒的に少なくなり、“記者の取り合い”になってしまったようだ。
総選挙当日の生中継は、AKB48・高橋みなみのスピーチシーンで、なぜか男性の笑い声が入る“放送事故”もあったが、HKT48・指原莉乃が1位を奪還、視聴率は18.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と盛り上がりを見せた。
「総選挙などのビッグイベントが地方で開催される際には、運営サイドが媒体の旅費や宿泊費などを負担し、東京から記者を呼び込むのは有名な話。今回も都内に記者がいなくなることを見越してか、総選挙の始まる6日の午後3時以降に開かれるイベントは極端に少なかった。ところがそうなると、3時以前にバッティングするイベントが多数出てしまうため、数日前から各PR会社は『ぜひこちらに来てください!』とメディアに対して猛プッシュをかけていました。しかし、森昌子、鈴木京香らが登壇するイベントなど、どこも通常では考えられないくらいに閑古鳥が鳴いていました」(ワイドショースタッフ)
この余波はタレントのモチベーションにも現れたそうで、マツコ・デラックスが出演した「第一回“TSUKEMAクイーン”表彰式」では、登壇するなり「少数精鋭が集まったわね」と現状に毒づくとともに「こっちに来てくれてありがとね」と、報道陣にお礼をする珍しい場面も見られたのだとか。
しかしそんな状況の中でも、武井咲のイベントだけは“1人勝ち”というべき活況を呈していたという。
「武井の所属するオスカープロモーションは、特にスポーツ紙の扱いを重視するため、事務所の宣伝部がかなり強気に呼び込みを行っていました。さすがに事務所から直接頼まれると、各社とも取材に行かざるを得なかったようですね」(同)
イベント会社にとって呼び込みに苦労の絶えなかった1日になったようだが、やはり最後は事務所の力がモノを言う芸能界の縮図が、顕著に現れたようだ。