熊切あさ美はどうすべきだったのか? 片岡愛之助との破局に読む、男女の“別れ”の作法
◎愛之助に恩を売る=復縁の可能性?
元々熊切は重い女。書いていたブログは、交際当初から、愛之助だけに向けて書いたのかと思うようなイタさが丸出しで、まだ交際がバレていないにもかかわらず、何の脈絡もなく文章に「ラブりん」の4文字を挟み込み、話題になっていた。昨年の12月には大きなクリスマスツリーを購入して「ずっと大切に毎年飾ろう 飾ったあと嬉しい出来事があったんだ やっぱり買ってよかったんだぁ」と浮かれ、1月29日に愛之助が金沢での仕事を終えて東京に戻ると、すぐさま「おかえりなさぁい」というタイトルで更新、2月10日は「お家って大事だよね 帰りたくなくなったら終わりだし」と書くなど、愛之助のブログが、仕事の現場を写したものばかりなのとは対照的に、その内容はプライベートが9割で、もっぱら「ラブリンネイル」と、2人が同棲していたとされる部屋で愛犬を写した投稿だった。
別れたいと思っている男に「ウザい」と思われたら復縁はかなり難しくなる。だから、半年間、会うことはもちろん、電話やメール、SNSでの交流も一切やめ、「逃げる」「追う」の関係から脱することが有効なのだという。その間に自分の時間を充実させて、元彼から自分への警戒心や負の感情が薄れた頃に再会する。熊切にも1人の時間を楽しむ努力の跡はうかがえるのだが、足繁く通う料理教室も日本舞踊のレッスンも仕事には結びついておらず、「彼のため」という下心が透けて見えていた。
今回の騒動も、熊切がしばし沈黙もしくは、破局をサラッと認めれば、きちんと別れていないという負い目のある愛之助に恩を売ることになり、長期的には復縁できたかもしれない。つらい失恋を経験したんだったら、歌を歌ったりドラマに出たり、芸の肥やしにできるはず! めそめそ泣いている暇があったら、愛之助が親権を放棄した3匹のトイプードルを心配させないためにも、早く元気になってもらいたい。
(吉岡もも)