嵐『ワクワク学校』、Hey!Say!JUMPが語る「意外だった」嵐メンバーの共演舞台裏
恒例イベント『嵐のワクワク学校2015』が、6月6日・7日に京セラドーム大阪で開催された。2011年に東日本大震災チャリティーイベントとしてスタートした『ワクワク学校』は、嵐のメンバーが“先生”、観客が“生徒”となって授業するイベント。今年は「日本がもっと楽しくなる四季の授業」がテーマで、新たな試みとして後輩であるHey!Say!JUMPのメンバー9人が生徒役で初参加。終始、和やかな雰囲気の中でイベントが行われたという。
今年の『ワクワク学校』はステージ周りにはテーマに沿って四季のセットが組まれており、田んぼのセットでは出演者が「田植え」をする場面も。夏の授業は全員が浴衣姿を披露したほか、「福男選び」の200メートル走を繰り広げ、客席も大盛り上がりとなっていたようだ。
そして初日終了後、伊野尾慧と八乙女光とパーソナリティを務めているラジオ番組『らじらー! SATURDAY』(6日放送、NHKラジオ第1)では『ワクワク学校』の裏話が展開された。嵐とHey!Say!JUMPが合同でイベントをやるのは初めてで緊張していたというJUMPメンバーだが、「嵐さんのフォローのおかげで楽しくイベントができました」(八乙女)と、安堵の声を漏らしていた。さらに嵐メンバーの印象について八乙女は「本当に、同じ目線で話してくれますよね」と、感動。嵐とJUMPメンバーは話をしながらリハーサルを進めていたそうで、これまで接点のなかった面々とも交流が持てたようだ。
「大野(智)くんとほとんどしゃべったことなかったんですけど、リハーサルやってるときにちょうど隣に立ってたら肩ぽんぽんって叩かれて、いきなり『12時過ぎたよ』って」
と、伊野尾が大野との出来事を明かすと、八乙女も相葉雅紀との交流を振り返り、
「最後に『ふるさと』という校歌を歌うんですけども、まぁ歌詞がちょっと長いんで覚えるのも難しかったりするんですけども、相葉君が僕に『この歌詞覚えるのは難しいよね~』って言ってきてくれたりとか。そういうふうに自然と話をしてくれる感じが意外でした。(中略)いのちゃんに関しては嵐のみんなから『飯尾!』って呼ばれてたもんね」(八乙女)
と、裏話を告白。「飯尾」とは、伊野尾がお笑いコンビ・ずんの飯尾和樹の名前でイジられるネタで、『VS嵐』(フジテレビ系、4月16日放送)にドラマ『戦う!書店ガール』(同)のレギュラー陣として伊野尾が出演した際にも見られた1コマだ。櫻井翔ら嵐メンバーがさり気なく「飯尾」と名前を間違え、伊野尾がアンジャッシュ・児嶋一哉の「児嶋だよ!」のように鋭いツッコミを入れるという流れになっており、『ワクワク学校』でも先輩を相手に威勢よく言い返していたという。このお約束の流れについて伊野尾は、
「一番最初のきっかけは、Hey!Say!JUMPのコンサートを嵐の松本(潤)君が見に来てくださったときにお食事行ったじゃないですか、みんなで。その時に松本君が『薮(宏太)、なんとかかんとか』って話してるときに、俺のときだけなんか初めて『飯尾』って言ったワケよ。で、その話をしたら嵐の番組で『飯尾、飯尾』言われて」
と語り、このやり取りに八乙女は、「僕から見て、羨ましかったですもん。嵐さんとの共通の“お決まりフレーズ”みたいな」と、思わず嫉妬。最終的には、「松本くんが真面目に『おい、ずん』って呼んできて」と振り返り、先輩からの“愛あるイジリ”を伊野尾はうれしそうに語っていた。
また2日目の公演でも両グループの交流エピソードが披露されたという。
「初日終了後、嵐とJUMPは食事に出かけたといい、その後ホテルに戻って薮君、知念(侑李)君らと『サッカーを見よう』という話になっていたのに、松本君はソファで寝てしまったとか。残された2人は『ベッドへ運ぶか』と悩んだそうで、松本君は『俺、起きたらベッドで寝てた』と明かしていました」(7日の昼公演に参加したファン)
大野の大ファンを公言している知念は声が震えていたり、JUMPメンバーは慣れない場に緊張しているようにも見られたそうだが、「嵐メンバーがJUMPをイジったりと、年齢差はあってもチームワークの良さが発揮されていました」(前出・ファン)という。
この後は、27日・28日に東京ドームでの公演を予定。東京でも嵐とHey!Say!JUMPの仲睦まじいやり取りが見られることを期待したい。