『水曜歌謡祭』、3.8%の大爆死! AKB48総選挙の宣伝番組化に「低視聴率に貢献」の批判
スタート当初から視聴率不振が続いている『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)が、3日放送で自己ワーストとなる3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。森高千里のMC起用など、スタート前から注目されてきた同番組だが、あまりの爆死ぶりに「ゴールデンタイムでの3%台ってそうそう見られる数字じゃない」などと、視聴者からも驚きの声が上がっているようだ。
初回から7.3%と苦しいスタートを切った『水曜歌謡祭』だが、その後も数字は右肩下がりで、THE ALFEEをゲストに迎えた前週5月27日放送の4.1%に続いて、今回さらなるワースト記録を更新してしまった。
この日のメインは、藤井フミヤと綾小路翔、あべ静江、そしてAKB48だったが、このキャスティングにネット上では「誰が見るの?」「ターゲットが意味不明」「絶対数字には結びつかない組み合わせだな」との意見が殺到。さらに藤井の歌唱シーンは、13日に放送されるSP番組『ノリタケ・フミヤ・ヒロミが行く!キャンピングカー合宿~出会い・ふれあい・幸せ旅~』で共演する木梨憲武とヒロミも登場するという “番宣丸出し”の内容だった。
「AKB48の出演についても、『番宣』という指摘が出ています。フジは6日、福岡ヤフオク!ドームで行われる『AKB48第7回選抜総選挙』の中継放送を予定しているためか、番組内で総選挙情報を伝えたり、新曲まで披露していました。こちらについても、『相変わらず口パクだし、もうAKBはいいよ』『絶対AKBが低視聴率に貢献してると思う』『あべ静江からの総選挙情報とか、わけがわからない』といった声が視聴者から噴出しています」(芸能ライター)
こうしてネット上で、宣伝ありきの番組構成に批判が巻き起こっている中、その矛先はMC陣にも向けられているようだ。
「アンジャッシュ・渡部建と森高のMCコンビについても『ソツがなさすぎる』という声が多く、特に渡部に対しては『交代すべき』という雰囲気が高まっているようです。放送開始前には異常なまでの森高上げが各方面で巻き起こっていたものですが、この数字では話にならない。12年に“社運を賭けて”スタートしたものの、わずか半年で打ち切られてしまった同局『アイアンシェフ』を彷彿とさせる展開です」(芸能ライター)
なお『水曜歌謡祭』の前番組である『おじゃMAP!!』は7.8%、また後番組の『ホンマでっか!?TV』が8.9%をそれぞれ記録しており、この前後で3%台という“エアポケット”を叩き出してしまうのは、確かに惨敗と言うほかないだろう。関係者の間でもテコ入れ要望論のほか、早くも“打ち切り説”もささやかれている『水曜歌謡祭』。果たして半年後、この時間帯にはどの番組が放送されているのだろうか?