鈴木亮平「合計50キロ体重増減」、北村一輝「チンピラ役で前歯抜歯」俳優の狂気の“役作り”
芸能マスコミの片隅で働く、茶飲み友達の女2人組が、インターネットの情報の渦に埋もれた芸能ネタを、頼まれもしないのにほじくり返す!!
A子……31歳 芸能誌編集者。美容オタクで芸能人の劣化・激太りには目を光らせている。松田龍平の大ファンで、ドラマ・映画は欠かさずチェック。
B美……28歳 人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニヲタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
B美 鈴木亮平が役作りのために30キロ増量したってニュースになってたね。映画『俺物語!!』の役のためらしいけど、すっかりガタイがよくなって、原作のイメージに結構近かった。
A子 鈴木って、ついこないだまで『天皇の料理番』(TBS系)で20キロ減量したって話題になってたよね。合計で50キロの体重を増減させたってこと? 超人じゃん。
B美 ネット上の反応を見ると、やっぱり「プロ意識すごい」「体が心配」っていう声が多いみたい。あと役作りを徹底するロバート・デ・ニーロみたいだという声もあった。
A子 鈴木って、肉体派俳優ってイメージ。映画『HK/変態仮面』『TOKYO TRIBE』でも、ケツ出してたんだよね。これがまぁ、キュッとしたいいケツでさぁ~。私の中では“美ケツ俳優”だね。でも、そんな体重を増減させてたら、あの美尻もたるんでしまうんじゃないかって心配になっちゃう。
B美 『変態仮面』のときは、一度15キロ太ってから絞って美しい肉体を作り上げたらしいよ。ここまで役作りに励む俳優って、最近では珍しい気がする。
A子 もはや体重増減が趣味なんじゃないかとすら思うけど……。あと驚きの役作りをする俳優といえば、やっぱり松田優作だよね。1980年公開の映画『野獣死すべし』の撮影前には、スタッフと音信を絶って10キロ以上も減量。頬をこけさせるために上下4本の奥歯を抜いたって話があった。
B美 優作って身長180センチ以上あったけど、この映画の役になりきるために「可能なら足を5センチ程切断したい」って真面目に語ってたらしいね。体重を減らす・増やすっていう話はよく聞くけど、足となるとそこまでやるか…って感じ。我々のような凡人にはわからない世界だわ。
A子 単純に“やべぇヤツ”だよね……。優作だったらそんなエピソードも伝説になってるけど、今の時代だったら炎上確定だよね。撮影前に音信不通になったら、ネットで「プロ意識ない」って叩かれそうじゃない?
B美 でも優作みたいに、役のために「歯を抜いた」って俳優は今でもいるんだね。北村一輝は1998年に公開された映画『JOKER 疫病神』でチンピラ役を演じるときに、計9本の歯を抜いたらしいよ。しかも、写真見ると……これ、前歯抜いちゃってるね!
A子 えぇ~! いよいよ“やべぇヤツ”じゃん。狂気すら感じるわ。これ、抜歯した歯科医はどんな思いだったんだろう。この映画って、主演はショーケンこと萩原健一なんだね。北村もビビってやる気を見せすぎたのでは……。
B美 私が最近ビックリしたのは、浅野忠信の変貌っぷりだよ。5月11日のインスタグラムに頭の中央だけ丸刈りになった逆モヒカンスタイルで、ギターを抱えてる写真をアップしてた。ネット上では江頭2:50を思い出した人も多かったみたい。