キングコング・西野、嵐・大野智に“便乗”商法! 炎上前に火消しもファンは「大野詐欺」
絵本作家としても活動しているお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、自身のTwitterで嵐・大野智を“利用”した宣伝を行い、一部嵐ファンから非難の声が出ている。大野は今年7~8月に東京と中国・上海で作品展を開催することが明らかになったばかりだが、西野はその話題を出しながら自分の個展をアピールしていたという。
2013年2月、ニューヨークのギャラリーで初の海外絵本絵画展「Akihiro Nishino Solo Art Exhibition」を開催するなど、芸術的センスが一目置かれている西野。芸人としては12年にレギュラー番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)が終了した後はテレビ露出が減り、近年は独演会や芸術活動を通して話題になるほか、“炎上芸人”としてネットを騒がせることが日常茶飯事となっている。
「今年1月には、Facebookで『本日(1月4日)を持ちまして、「西野亮廣」名義での芸人活動を引退させていただきます』と発表。占い師『サウタージ小島』として再スタートを切ることを報告し、一部メディアが西野の引退をニュースとして報じました。4年をかけて完成させたという『行動性9星占術』の写真もアップしていましたが、その表の最後に『悪い結果が出てしまった方は、8月1日の西野亮廣独演会にお越し下さい』と、独演会の告知を紛れ込ませており、話題作りの宣伝だったことが判明。西野にとっては計画通りの炎上でしたが、『つまらない』『芸人なのに面白くない』と批判が殺到していました」(芸能ライター)
そんな西野は5月22日の午後3時ごろ、Twitterに「なんと!夏に、嵐の大野君も個展をするの!?絶対に行きたいな」というつぶやきとともに、あるURLをつけてツイートしたのだが、それは8月2日~29日まで都内で行われる西野の個展「にしのあきひろ絵本原画展 in おとぎ町ビエンナーレ」の開催を伝えた情報サイトのURLだった。
「この書き込みは、その後削除したものとみられます。しかし、その前に書き込みを見た嵐ファンは、大野を利用して個展の宣伝をした西野に不快感を示す人も。騙されてサイトに飛んでしまった人からは『やられた』『便乗して個展をアピールするなんてあり得ない』というコメントや、西野なりの炎上商法だとしても、大野を『巻き込んでほしくない』などと、批判的な声が上がっていました。大野の名前を使って宣伝しようとしたため、中には『大野詐欺』という声も出ています」(ジャニーズに詳しい記者)
西野の宣伝に使われたかたちの大野の個展は、中国・上海で7月9日~29日まで初開催され、7月24日~8月23日には東京・表参道スペースオーでもオール新作の個展『FREESTYLE II』が開催される予定。西野にとってはいつもの炎上商法だったようだが、今回はやり過ぎを自覚したのか、該当の書き込みは見られなくなっている。全国の嵐ファンを敵に回すような“大炎上”にはいたらず、結果的に中途半端な宣伝に終わってしまったようだ。