嵐・相葉『ようこそ、わが家へ』、12.3%の高視聴率に! フジテレビ系ドラマの首位保持
初回視聴率13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、以降も2ケタをキープしている、嵐・相葉雅紀主演の月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)。5月18日に放送された第6話は12.3%で、前週の11.9%からアップしたことがわかった。4話で10.0%にまで落ちたことから1ケタ目前の危機的状況にあったものの、ストーリーが展開するにつれて視聴率の盛り返しに成功。初回に次ぐ高視聴率をマークした。
『ようこそ、わが家へ』は平凡な倉田家がストーカー被害に遭い、恐怖の中で立ち向かう過程を描いた作品。相葉にとって初の月9主演作、作家・池井戸潤氏が原作とあって放送前から注目を集めていた。
「6話では、倉田家に嫌がらせをしている『名無しさん』に反撃するため、犯人を罠にはめる作戦を決行。健太(相葉)と、妹の七菜(有村架純)が家の中で待ち伏せする中、フードを被った怪しい人物が侵入しようとしましたが、七菜の携帯のライトに反応した犯人は慌てて逃走。玄関先で鉢合わせになり、七菜をかばった健太が刺されたところでエンディングを迎えました。視聴者からは、七菜の友人・保原万里江(足立梨花)が『怪しい』などと犯人を予想するコメントや、『謎が多くて面白い』『来週が楽しみ』と、次回の展開に期待を寄せる声が上がっています」(芸能ライター)
主演の相葉は、今作で「池井戸作品史上、最弱のヒーロー」を熱演。優しく、争い事を好まない性格だったが、妹や家族を守ろうと敵へ勇敢に向かっていくよう変化してきている。
そんな相葉について、演出を担当する中江功氏は、スポーツ紙のインタビューで「実はとっても男らしくて、男気があって、連続ドラマの座長として申し分ないものを持っている。でも、それをアピールしようとしない。自信があるからこそ、控えめにしているような気がするんですよね」などと、絶賛。自分の立場を理解しながらも主張はせず、「分かっているふうにしないところが、よくできていると思います。かなり、いい男ですよ」と、相葉の現場での立ち居振る舞いに太鼓判を押していた。
また、同作に関しては、うれしいニュースも。5月13日にリリースされ、嵐が歌う主題歌「青空の下、キミのとなり」が、25日付のオリコン週間シングルランキング1位にランクイン。昨年5月発売の「誰も知らない」(約46.2万枚)や、今年2月発売の「Sakura」(46.5万枚)の初週売り上げを超え、新曲は初週50.1万枚を売り上げたという。これで嵐は1999年のデビュー後、シングル・アルバムの総売上枚数が3041.3万枚に達した。
後半に向かって視聴率が回復し、主題歌のセールスも好調とホットな話題が続く『ようこそ、わが家へ』。視聴率では今期のフジテレビ系ドラマの中でトップを守っているだけに、このままの独走に期待したい。