ブレイク中の大原櫻子、バーニングのご法度に触れた!? 移籍騒動で「女優業は茨の道」
2013年公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』主演の座をオーディションで勝ち取って以降、『水球ヤンキース』(フジテレビ系)ヒロインや「キリンビバレッジ」CM出演など次々と活動の場を広げ、「2015年のブレイク女優筆頭格」とも称される大原櫻子。しかし、順風満帆に見える芸能生活とは裏腹に、所属事務所の移籍をめぐって、業界内では“要注意人物”になってしまっているという。
もともと女優志望だった大原だが、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』では劇中歌で歌手デビューも果たしており、現在所属するのはアーティストのマネジメントを行うフジパシフィックミュージック。昨年は「レコード大賞新人賞」を受賞し、現在までに自身の名義で3枚のCDをリリースしている。しかしデビュー当初は、西原亜希や大谷みつほらが所属する俳優系の中堅プロダクション・藤賀事務所の所属だった。
「メディアやファンの間では、より活動の幅を広げるために大手プロへ移籍した……とされているようですが、話は少し違います。藤賀事務所は“芸能界のドン”こと周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションに近い事務所で、タレントの独立や移籍をよしとしない日本音楽事業者協会(音事協)にも加入している。本人都合での移籍は完全な“ご法度”だけに、何らかのトラブルに巻き込まれたとみられています」(広告代理店関係者)
事務所移籍をめぐっては、野久保直樹や小林幸子など、騒動以降はメディアから姿を消してしまったという例も珍しくない。まして“芸能界のドン”が関わる移籍トラブルともなれば、制作やメディア側も起用することに腰が引けてしまい、結果的に“干された”状態へと陥るタレントも大勢存在する。
「大原が藤賀事務所を離れたという情報が流れた今年1月には、『今後の芸能活動も難しくなるだろう』とまでいわれていたものです。しかしフタを開けてみれば、フジテレビ系列のフジパシフィックへの移籍となった。バーニング案件で簡単に事務所をくら替えできるとは考えにくく、女優のマネジメント経験の浅いフジパシフィックへの移籍は、少なからず“ドン”の意思が働いているはずです」(同)
“ドン”が大きな影響力を持つといわれる「レコ大」の受賞を考えると、楽曲利権の一部を押さえられてしまった可能性もあるが、女優業に関しても今後、茨の道が待っているという。
「フジパシフィックに所属した時点で、今後は一部の例外を除いて、フジテレビ系以外が制作する作品への出演が難しい状況になっています。この夏にはフジ系ドラマ“月9”枠への出演も決定している大原ですが、他局での活動が難しいという時点で、女優としては必ずいつか限界が訪れる。尻すぼみになってしまう前に、音楽一本に道を絞らざるを得なくなる可能性もありますね」(同)
果たして大原の女優活動の行方は――。
(須田恭也)