ジャッキーにキャメロン、『フレンズ』のあの人も!? ポルノ出演歴を持つセレブたち
『花飛満城春』はドタバタコメディでもあるため、ジャッキーが演じたのは「プレイボーイでいろいろな女性と寝た挙げ句に性病をうつされてしまう、若い車夫」というトホホな役。ジャッキーは「どんな役でも受けていたからね。当時のポルノは今に比べて保守的だったし、あのマーロン・ブランドだって役のためにはヌードになったんだし、別になんてことないよ」と、あっけらかんと回想している。
■マット・ルブランク
90年代にアメリカで爆発的にヒットしたドラマ『フレンズ』で、売れない役者ジョーイを演じていたマット・ルブランク。ドラマではジョーイが若くて仕事がまったくない頃、金欲しさにポルノに出たが緊張して勃起せず、覗き魔役に回されてしまったことを告白するシーンがあったが、実はマット自身にもポルノ出演経験があった。深夜にテレビ放送されていた『Red Shoe Diaries』(92~99)というエロティック・ドラマ。ドラマに分類されるものの、セックスシーン満載のポルノ作品で、マットは若くてやりたい盛りのイケメン役を熱演したのである。同作にはマットのほかにも、デイヴィッド・ドゥカヴニー(『Xファイル』)、シェリル・リー(『ツイン・ピークス』)ら未来のスターたちが出演。名作『青い珊瑚礁』で知られるクリストファー・アトキンズが出演していたことでも話題となった。
■ヘレン・ミレン
イギリスを代表する大御所女優で、映画『クィーン』ではエリザベス女王を演じて大絶賛されたヘレン・ミレン。実は彼女、若かりし頃はコカイン常習者であり、97年にテイラー・ハックフォード監督と結婚するまでは自由奔放に生きる女性として知られていた。若手女優時代に出演した『Savage Messiah』(72)ではオールヌードを披露し、もさもさの陰毛で男たちを興奮の渦に巻き込んだものだった。
そんな彼女だから、80年にローマ帝国皇帝の残忍さを描いたハード・コア・ポルノ『カリギュラ』に出演したときも、「ヘレンなら納得」と言われたが、本人は「大河映画になると聞いていたのに」と激怒。実際のセックスはポルノ女優とポルノ男優が行ったものの、ヘレンはオールヌードを披露し、疑似セックスを演じたりしていたため、世間は「まったく知らなかったはずはないだろう」と疑った。なお、脱ぎっぷりが良いヘレンは、58歳のときに出演した『カレンダー・ガールズ』(03)でもトップレスを披露。重力には勝てずにやや垂れ気味ではあるものの、乳房の形は素晴らしいと称賛を浴びた。