日テレ内定取り消し騒動・笹崎里菜アナ、新歓で“自虐川柳”披露!? 気になるデビュー番組は?
東京・銀座でホステスのアルバイトをしていたという理由で、日本テレビのアナウンサー職の内定を取り消され、裁判を起こして日テレ入社を勝ち取った、東洋英和女学院大学卒業の笹崎里菜アナウンサー(23)。厳戒態勢で行われた4月1日の入社式は、異例づくしだった。通常なら超有名タレントがサプライズ参加して社員を激励するのだが今年はゼロ、野外での記念撮影もなし。これら全て、笹崎アナをマスコミから守ろうとする日テレ側の気遣いだったという。
笹崎アナは現在研修期間中だというが、社内では、笹崎アナ自身や彼女を特別扱いする上層部に対して、賛否両論が渦巻いているようだ。日テレのチーフプロデューサーは「面接したアナウンス室の幹部から、『原稿読みがヘタ』という話を聞きました。入社を反対した人もいたようですが、賛成の方が多く、結局入社が決まった。制作側からは『気の強い性格がバラエティで使える』という声も上がっています。確かに、4月半ばに行われた新人歓迎会では、泥沼の入社騒動を自虐ネタにした“川柳”を披露したというから、根性は据わっていますよ」と、彼女の素顔を話す。
そして今マスコミの間で話題になっているのが、笹崎アナのデビュー番組だという。これだけ騒がれたのに、最初の出演番組で視聴率を稼げないと、笹崎アナの進路にも大きく影響する。それゆえに、日テレも笹崎アナのデビュー番組には相当頭を痛めているらしい。
具体的には、局の超目玉番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』でのお披露目や、『シューイチ』『行列のできる法律相談所』『ZIP!』、またスポーツ番組『Going!Sports&News』などへの出演案が出ているという。
日テレスタッフは、「話題になるから使いたいと思っているプロデューサーは多く、争奪戦になっていますよ。そのため、彼女の同期に聞き込みをしているプロデューサーもいるそうです。ただ、局の特別扱いに疑問を抱いている同期も多いので、彼女のいい話なんて出てこないと思いますよ」と語る。
ワイドショーデスクは「番組改変期の10月から新番組のバラエティが始まるんじゃないのかな。そのアシスタントに彼女を使う。一番無難ですよ。誰かを降ろしてということにもならないし、アナウンス室のバランスが崩れることもありません」という。今局内は、笹崎アナの処遇をめぐり、戦々恐々のようだ。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。