「誰だかわからない」夏帆の激変ぶりにマスコミも困惑! 『海街diary』女優陣の格差問題も
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが姉妹役で出演する映画『海街diary』が、カンヌ国際映画祭に出品されることが決定した。本作は吉田秋生の同名人気少女漫画を実写化したもので、「第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」の「マンガ大賞2013」を受賞。物語は、祖母の残した鎌倉の家で暮らす3姉妹が、山形で別の家庭を築いていた父の葬儀で異母妹のすずと出会い、姉妹・家族になっていく1年を描く内容となっている。
映画『そして父になる』(13年)で知られる是枝裕和監督の最新作ということでも、なにかと話題になっている本作だが、「原作のキャラと合っていない」など公開前から心配の声が相次いでいる。しかし、それ以上に話題となっているのが三女を演じた女優の夏帆の存在だ。
「綾瀬、長澤という人気女優に、現在大ブレイク中の広瀬すずを迎えたせいか、近年露出が減っている夏帆の存在が悪目立ちしているんです。07年に公開された映画『天然コケコッコー』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、一時期は期待の大型新人として人気を博していた夏帆ですが、地上波ゴールデン帯のドラマで主演やヒロインを張れる実力はなく、最近では有料チャンネルのドラマ出演が多数という状況。落ち目というイメージが強いですね」(芸能ライター)
また、11日に行われた『海街diary』の完成披露イベントでは、「夏帆の激変ぶりには、マスコミ陣も驚きを隠せなかった」(同)という。
「ホワイト系の衣装で揃えた綾瀬・長澤・広瀬とは違い、夏帆だけドレス、靴、そしてルージュまで真っ赤で揃えてきたんです。トレードマークだったロングヘアもショートになっており、役作りなのかもしれませんが、最初に見たときは誰だかわからないほどでした。それほど、最近は夏帆の露出が減っているということですね。『少女らしさが売りだった全盛期から現在に至るまで、彼女に何が起きたのか?』と不思議がるマスコミ関係者も少なくありません」(芸能マスコミ関係者)
「映画の成功によっては、女優として再評価されるはず」(同)という声もあるだけに、夏帆にとっては正念場の作品となるのかもしれない。