清原和博、「自分は視聴率稼げる」と営業活動も不発!? テレビ関係者は「コスパ悪い」
5月12日発売の「女性自身」(光文社)が、元プロ野球選手・清原和博の“窮地”を伝えている。4月放送の『中居正弘の金曜日のスマたちへ』(TBS系)への出演は業界内にも衝撃を走らせたが、いまだ復帰への道のりは果てしなく遠そうだ。
清原は2014年3月に「週間文春」(文藝春秋)で違法薬物使用疑惑を報道されて以降、テレビから姿を消していた。同年9月には妻・亜希さんと離婚していたことをFAXで発表。15年2月には「日刊スポーツ」との評論家としての契約終了も明らかになるなど、あらゆるメディアから遮断されていた。
そんな清原が4月3日放送の『金スマ』に出演し、一気に注目を浴びた。同番組では、自身の悲惨な状況や自殺を考えたことも告白し、大きな話題を呼んだ。同放送は平均視聴率16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と今年最高の高視聴率を記録。
「このため、清原は『僕が出れば数字は見込めるじゃないですか』と機嫌をよくし、以前のような野球解説やバラエティ番組の出演に前向きな姿勢を見せていたそうです」(芸能ライター)
一部ネット上では「各局の清原争奪戦が始まる」ともいわれていたものだが、実際にその後テレビには一度も出演していない。同誌によれば、実際に清原と話したテレビ関係者からは「(清原の)ろれつが回っていなかった」という声も上がっており、本人が望んでいるような仕事復帰は当分難しい状態だという。
現在パチンコ店での営業しか仕事がない清原は、養育費の支払いなどで、厳しい経済状況を強いられているようだ。離婚の際には「息子達の学校への立入禁止」という条件が課されており、プロデューサーに売り込みを行う際に「子どもにも会わせてもらえなくて……」などと“泣き落とし”のような台詞を口にしていると伝えられている。そんな清原について、某局のバラエティ番組担当のディレクターは起用の難しさについてこう語る。
「正直使いたいとは思いませんね。業界人、また野球ファンとニーズがあることは理解できますが、世間からの批判やスポンサーからのクレームを考えると、現場判断でOKが出せるはずがありません。それに、視聴者が気になる点は『金スマ』がほぼやってしまったため、出演させる理由付けも見当たりません。また、生放送では何が起こるかわからないので、出るとしたらVTRになるはずですが、撮影後に本人が何かしでかしたら……などと考えると、コスパの面でも不都合が目立つ。TBSはかなりの賭けに出た印象ですね」
一時は「逮捕秒読み」とまでいわれた清原だが、やはり大手を振ってメディアに登場することは、まだまだ先の話となってしまいそうだ。