北川景子、フジドラマ初主演も……他局ドラマ『LADY』『悪夢ちゃん』爆死の不安要素
女優の北川景子が、7月スタートの連続ドラマ『探偵の探偵』(フジテレビ系・木曜午後10時~)に主演することが決まった。
北川がフジテレビの連続ドラマに主演するのは初の試み。役柄である探偵役にも初挑戦ということで、ネットユーザーからの期待が高まっているが、同局で今期の有望株であった阿部サダヲ主演の『心がポキッとね』やAKB48・渡辺麻友が主演を務める『戦う!書店ガール』はどちらも視聴率1ケタ台を叩き出し、打ち切り寸前。そんな後戻りできない状態のフジが、なぜあえて同局初主演となる北川で勝負に出ようとしているのだろうか?
「北川はフジとの相性が良く、昨年ヒロインとして出演した木村拓哉主演の『HERO』や2011年に放送された嵐・櫻井翔主演の『謎解きはディナーのあとで』など、ヒット作に恵まれています。その実績を買われての起用となったのでしょう」(芸能ライター)
しかし一方で、「連続ドラマの主演歴も少なく、また数字に恵まれていない」(芸能関係者)という声も聞こえてくる。
「北川は今まで深夜帯を除くと2本の連続ドラマで主演を務めていますが、TBSの『LADY~最後の犯罪プロファイル~』(11年)では最低視聴率6.8%で全話平均は9.8%、日本テレビの『悪夢ちゃん』(12年)では最低視聴率9.8%で全話平均は11.5%でした。パッとしない結果であるにもかかわらず、『悪夢ちゃん』は映画化しましたが、所属事務所・スターダストの後輩であるももいろクローバーZが主題歌を担当し、また北川が劇中でコラボしてダンスを披露するなど、事務所カラーが強いため、『スターダスト主導で、ドラマ放送前からすでに映画化が決まっていたのでは?』と業界内でうわさされました」(同)
さらに今作では北川の相棒役を、川口春奈が務めることが発表された。川口といえば、昨年放送された主演ドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)が民放連続ドラマの今世紀最低視聴率を更新したことも記憶に新しく、「不安要素が増えた」(前出・芸能ライター)という声も。
『HERO』で元ヤンの事務官、『謎解きはディナーのあとで』ではワガママなお嬢さま刑事を演じるなど、今までは比較的表情豊かな役が多かった北川。『探偵の探偵』では、“まったく笑わない役”に挑むそうで高い演技力が問われるが、期待を裏切ることなく最後まで演じきることはできるのだろうか?