美人弁護士に骨抜きにされたはずじゃ？　ジョージ・クルーニーに離婚報道

　数多くの美女と浮き名を流しながらも独身を貫き、“ハリウッド最強の独身貴族”とまで呼ばれていた俳優のジョージ・クルーニー（54）が、女優顔負けの美人弁護士アマル・アラムディン（37）とゴールインしたのは昨年9月のこと。仕事に趣味に多忙を極める彼だが、女性との恋愛にもとても熱心。1989～93年に女優のタリア・バルサムと結婚したが、その短い結婚生活で彼は「二度と結婚しない」と固く心に決めたようで、離婚後は若い美人ウェイトレスやモデル、人気女子プロレスラーと交際して話題を振りまいた。

　そんなジョージが、これまでとは全く違うタイプの女性であるレバノン出身のイギリス人人権弁護士のアマルと交際を始めたと伝えられたのは13年10月。コフィ・アナン前国連事務総長のアドバイザーを務めたという輝かしいキャリアを持ち、ディズニー映画のプリンセス役も務められそうなエキゾチックな顔立ちの美女に“ハリウッド最強の独身貴族”も形無し。婚約から半年もたたずにゴールインし、イタリア・ヴェネツィアでの結婚式は世界中の注目を集めた。

　しかし、結婚式直後からジョージとアマルの不仲説が流れるようになる。人気タブロイド紙「Life ＆ Style」は14年末に、「ジョージとアマルの悪夢：87日間で結婚生活が終了」と大きな見出しの表紙で2人の不仲説を報道。消息筋の「2人は家の中ではケンカばかり。お互いギリギリのところまできている」「アマルは嫉妬深く、女王のように扱えと要求ばかりし、ジョージがうんざりしている」「アマルはまだ1～2年は子どもはいらないと思っており、これが2人の仲を悪化させる要因となっている」という証言を伝え、ジョージの女性ファンやゴシップ好きなアメリカ人を喜ばせた。

　年が明けると、ジョージとアマルは仲良くゴールデン・グローブ授賞式に出席。ジョージが受賞スピーチでアマルと結婚できたことをのろけたり、ステージの上から彼女に愛のメッセージを贈るなど、彼女に首ったけな状態。不仲報道はやっぱりガセかと思われた。

　だが、3月。今度は大手タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」が、「アマルは彼女の誕生日である2月3日に、ジョージが新作映画『Hail’ Caesar！』の撮影現場で共演者のスカーレット・ヨハンソンと1日中一緒に過したことに腹をたてている」と報道。自分と一緒に過ごしてくれないことに激怒したと伝え、ガセも多いが、びっくりするようなスクープも少なくない同紙だけにゴシップ好きの期待は高まった。そして、翌4月、今度はタブロイド誌「in Touch」が、「6カ月で離婚申請へ！」とこれまた大々的に報道。アマルは彼女のありとあらゆる要求に頑張って応えてきたジョージに対して、「あなたの子どもは産まないわ」と断言。ジョージはこれ以上耐えられないところまできており、離婚申請書に手をつける寸前だと伝えた。

　そして、ここにきて、最初に不仲説を伝えた「Life ＆ Style」が再び、ジョージとアマルの仲を報道。「泥沼の離婚へ」と、すでに水面下で離婚を話し合っているような書き方で、ジョージの女性ファンをウキウキさせているのだ。

　「Life ＆ Style」最新号によると、「嫉妬の塊となっているアマルは、ジョージにはほかに女性がいると疑い、怒りまくっている」状態が続いているとのこと。お互い、これ以上夫婦でいることは無理だと思っており、離婚に向けた話し合いを進めているという。アマルは、負けん気が強く男勝りで知られる。ジョージの浮気を疑ってるのなら、離婚は確実に泥沼化するというのだ。

　浮気うんぬんがないとしても、2人とも立派なキャリアを持っており、仕事柄離ればなれになることが多い。また子どもを持つことに対する考え方が2人の大きな相違になっているようだが、アマルは忙しく妊娠するタイミングはまだ先と思っている様子。また、アマルは外見をとやかく言われるセレブの世界にうんざりしているようで、一緒にいる時間が少なければ、すれ違いが生じるだろう。結婚へと一気に突き進んだように、離婚へと突き進んでも不思議ではないかもしれない。あれほど盛り上がっていたトム・クルーズとケイティ・ホームズだって、一人娘がいるにもかかわらずあっさりと離婚し、今は口もきかないほどお互いを嫌っているのである。

　「早くジョージの子どもが見たい！」「アマルとの子なら、ハリウッド一番のセレブキッズになるはず」と期待しているファンも少なくないが、その半面、今なお「独身貴族であってこそジョージ」という声も多い。不仲説は事実なのか、ガセなのか。2人の言動から当分、目が離せそうにない。