8.6秒バズーカーを取材した記者が語る、“都市伝説”よりもヤバい「彼らが消えそうな理由」
22日、人気お笑いコンビ・8.6秒バズーカーが、近頃ネット上でうわさされている“都市伝説”について完全否定した。吉本芸人が登場するネット配信番組「よしログ」に出演した際、彼らのコンビ名にある「8.6」は「原爆の日である8月6日を暗喩している」といううわさについて、「いまね、ネットで“ラッスンゴレライ”は怖い意味があるみたいになってるんですけど、そんなのまったくなくて」と語り、加えて「(8.6秒は)はまやねんの50メートル走のタイム」と、コンビ名の由来についても説明した。
2人は、昨年大阪NSCを卒業し、コンビを結成。吉本興業に所属する芸人では最速となる「DVDリリース」「単独ライブ開催」「LINE公式スタンプ発売」を成し遂げた期待の新星だが、最近では、事務所のゴリ押しによる露出過多に、世間からは「飽きた」「つまらない」との声が目立つように。さらには、原爆の日を暗喩しているといううわさが、「反日思想の持ち主ではないか」という疑惑にまで発展し、「早く消えろ」などとネットが炎上する事態になってしまった。
そんな中、マスコミ関係者の間では、「都市伝説以上にヤバい」といわれているのが、8.6秒バズーカーの芸人としての能力だという。9日、TOHOシネマズ六本木ヒルズでの映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の試写会に訪れた芸能ライターは次のように語る。
「8.6秒バズーカーは、同映画で吹き替えデビューをしたゴールデンボンバー(金爆)とともにサプライズゲストとして登場し、ネタを披露したのですが、マスコミからは失笑が起きていました。まだ芸歴が浅いため、トーク力が皆無なんです。なにか面白いことを言うかな? と思って期待していたんですが、金爆のメンバーに『どうやったらハリウッド映画に出られますか?』なんてくだらない質問をして、金爆も困惑気味でした。初めて彼らを見る観客は、生の“ラッスン”披露に大満足だったようですが、マスコミ側はもう“飽きた”の一言で、あまりの素人ぶりにヒヤヒヤするほど。8.6秒バズーカーより、金爆の方が、ずっとアドリブが利いていました」(芸能ライター)
マスコミ関係者の間では「これからも“ラッスン”一本だけでやっていくのは確実にキツイ」(同)という声も出ているという。
「同じ事務所の先輩であるオリエンタルラジオも、リズムネタで一躍大ブームになりましたが、当時の力量では人気は長持ちせず、一時的に仕事は減少。オリラジの人気が落ちる様を見てきた2人にとって“一発屋”は一番避けたかったことかもしれませんが、今後トーク・アドリブの向上が見られない限り、テレビで彼らを見ることはなくなると思います」(同)
マスコミ関係者の間では、すでに賞味期限切れの8.6秒バズーカー。「都市伝説で騒がれているうちが華」ということなのかもしれない。