『スッキリ!!』打ち切り説浮上! 上重聡アナ、加藤浩次の激昂を恐れて「有名MCにSOS」!?
4月から心機一転の再スタートを切った朝の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)だが、上重聡アナウンサーのスキャンダル報道により、近頃では局内外で“打ち切り説”まで浮上しているという。メインMC・加藤浩次も苛立ちを隠せない状況下で、ついには上重の“独立情報”まで飛び交う始末だ。
発端は、2日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、上重が交友関係のある靴の大手小売メーカー・ABCマート創業者の三木正浩氏より、1億7,000万円もの巨額融資を無利子で受けていたことが報じられたこと。また、およそ2,000万円の高級車・ベントレーを三木氏から同じく無償で借り受けていることまで発覚した。上重は『スッキリ!!』放送中に謝罪を行ったものの、その後出演を続けていることから、ネット上では「降板させるべき」との声が相次いでいる。
「加藤には、『自分が番組を育ててきた』という自負があり、新参者の上重が、番組の存在まで揺るがすようなスキャンダルを巻き起こしたとあって、忸怩たる思いで日々放送を行っているようです。8日の放送では、加藤にツッコミを入れた上重に対して、まったく笑っていない目で『は? お前そんなこと言うのか?』とかみつくという出来事もありました」(テレビ局関係者)
さらに加藤の不満は、上重に対してだけではないという。この4月の大幅リニューアルで、長年のレギュラーを務めたテリー伊藤、勝谷誠彦氏ら、出演者の大幅な入れ替えが行われた。この件について、「決定済みの段階で報告を受けたという加藤は、日テレに対して不信感を抱いてしまった」(同・既報)という。
「これに加えて、加藤は日テレ上層部から『余計なことを言い過ぎないように』などと、発言内容に注文を付けられているそうです。上重にかみついたのも、局サイドの言い分に対する“当て付け”に近かったのでは」(同)
この番組内の“不協和音”には、上重自身も気が滅入りつつあるようだ。
「上重は加藤の怒りの矛先にされることを恐れてか、連日番組開始前、相当ナーバスになっており、本番が始まっても黙り込む場面が増えている。この一触即発の状況が続く限り、番組自体の存亡にも影響が出てきてしまうことでしょう」(同)
こうした中で、ついには関係者の間で、上重の「日テレ退社説」まで浮上しているという。
「次の所属先として名前が挙がっているのが、宮根誠司が所属する芸能プロです。しかし、宮根に助けを求めようにも、現在の上重に付くスポンサーなど皆無で、それこそABCマートくらいなもの。今後閑職に追いやられるとしても、まだ日テレに席を残した方が賢明だと思いますが」(芸能プロ関係者)
こうして、大幅リニューアルが完全に裏目に出てしまった『スッキリ!!』。視聴率に関しては、相変わらず同時間帯ではフジテレビの『とくダネ!』とトップ争いをしているものの、すでに他局の情報番組MCが内定しているテリー(既報)は、さぞ高笑いで、古巣の惨状を見つめていることだろう。
(須田恭也)