『カンブリア宮殿』出演の鳥貴族社長に見た、関ジャニ∞・大倉忠義の“発想”のルーツ
ジャニーズタレントの家族って、どのぐらいが知られているだろうか。まずは工藤静香、木村佳乃、瀬戸朝香といった、有名人でもある奥様方。ジャニーズJr.京本大我の父・京本政樹や、Hey!Say!JUMP・岡本圭人の父・岡本健一、それから中山優馬の姉・NMB48の山田菜々や、ジャニーズWEST・藤井流星の妹・藤井萩花と藤井夏恋はE-girlsに所属している。また、Sexy Zone・菊池風磨の父親は「A・RA・SHI」の作詞家として知られている。
芸能関係以外では、総務省官僚の嵐・櫻井翔の父や、嵐・相葉雅紀やNEWS・小山慶一郎の実家が中華料理店を営んでいることも有名だ。関ジャニ∞・大倉忠義の父も、時折ビジネス記事などで取り上げられているのを見る。人気居酒屋チェーン「鳥貴族」の社長、大倉忠司さん。記事を見て、「へえー、お父さんも“忠”なんだ」と思ったことがあるが、そんな大倉の父・忠司さんが、4月9日放送のビジネス番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)に登場した。番組内容は、鳥貴族成功の秘密を創業時からの軌跡をたどりながら、苦労話などを掘り下げていった。
番組内容そのものも結構興味深かったが、見ながら、「やっぱりどことなく似てるよなぁ」と思う。チェーンを急成長させたスゴ腕社長ではあるものの、ギラついた感じはあまりない。なんとなく漂うおっとり感は、ちょっと息子に通じるものがありそう。笑った目もとや鼻筋なんかも似ている。若い頃の写真も紹介されていたが、やはり大倉っぽい。ただ、父は口ヒゲが生えてたけど。
実家を担保に入れ、借金をしてのスタートだったというが、そのときのリスクやプレッシャーについて尋ねられると、まったく考えなかったという大倉社長。
「成功するしか頭になかったですね」
なんともポジティブだ。そのポジティブさは死生観についてもそうで、「後悔しながら死にたい」と、お父さんは語った。なぜかというと、「よくやったなぁ」と満足した時点で、成長が止まってしまうからという。「あれをやってみたい」「こうしてみたい」と思い続けることで、
「輝いて死んでいけるんじゃないかなあと思っています」